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葉鍵キャラを性別反転させてみよう! その4
1 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 11:14 ID:CPyuCmny

はじめさん(柏木耕一)
「……ふにゅ……おねがい、もうちょっと寝させてよ梓……、くー」
「いっしょに、おふろに入らない……?」

ふゆ(藤井冬弥)
「わたしが、弱かっただけ……」
「ごめん、ね…」

長瀬ちゃん(長瀬祐介)
「ずっと、ずっとだいすきだよ瑠璃くん」
「いやぁ……るりくん、っ、やぁんっ、おねがい、見ないで……だめぇ…おねがいだからぁ……」

往穂(国崎往人)
「こうしてると、なんだかおちつく……」
「…………め、覚めたか?」

怪しげな薬で性別が変わっちゃったり、パラレルワールドでもともと性別が違っていたり。
そんな魅惑の性別反転キャラでいっぱいな世界をごゆっくりお楽しみください。

前スレ 葉鍵キャラを性別反転させたらいい感じ!
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1025102249/l50

過去スレやその他細かいことは>>2-10のどれか


2 名前: 過去スレ 投稿日: 02/08/27 11:14 ID:CPyuCmny

初代  葉鍵のキャラを性転換させたらどんな感じ?
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1015/10153/1015395011.html

2代目 葉鍵キャラを性別反転させたらこんな感じ!
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1017/10178/1017826789.html



3 名前: 投稿日: 02/08/27 11:15 ID:OiXyaWFZ
キモイ


4 名前: 反転キャラ名の例 投稿日: 02/08/27 11:15 ID:CPyuCmny

◆ONE
 折原浩平  → ひろみ
 住井護   → 麻森
 長森瑞佳  → 佳瑞 瑞鶴(不確定)

◆Kanon
 相沢祐一  → ゆう
 水瀬名雪  → なゆき 雪弥 雪彦
 沢渡真琴  → 誠
 倉田佐祐理 → 祐佐
 川澄舞   → 舞人
 北川潤   → 潤

◆AIR
 国崎往人  → 往穂
 神尾観鈴  → 鈴
 神尾晴子  → 晴彦
 みちる   → 満



5 名前: 反転キャラ名の例 投稿日: 02/08/27 11:15 ID:CPyuCmny
◆雫
 長瀬祐介  → 祐子
 月島瑠璃子 → 瑠璃
 月島拓也  → 拓美

◆痕
 柏木耕一  → はじめ
 柏木千鶴  → 鶴丸
 柏木梓   → 梓
 柏木楓   → 楓
 柏木初音  → 初音
 柏木賢治  → 賢子
 柳川祐也  → 裕子
 阿部貴之  → 貴美
 日吉かおり → かおる
 次郎衛門  → 芙蓉
 エルクゥはそのまま



6 名前: 反転キャラ名の例 投稿日: 02/08/27 11:16 ID:CPyuCmny

◆To Heart
 藤田浩之   → 浩子
 神岸あかり  → 燈人
 長岡志保   → 保志
 佐藤雅史   → 雅美
 来栖川芹香  → 芹哉(男綾香と合わせる必要あり?)
 来栖川綾香  → 綾哉(不確定)
 宮内レミィ  → レナード
 保科智子   → 智
 松原葵    → 葵
 姫川琴音   → 琴音
 雛山理緒   → 理央
 HMX-12マルチ → HBX-12マルチ
 坂下恵    → 恵




7 名前: 反転キャラ名の例 投稿日: 02/08/27 11:17 ID:CPyuCmny

◆WHITE ALBUM
 藤井冬弥  → ふゆ
 森川由綺  → 勇輝(芸名YUKI)
 緒方理奈  → 理玖 理雄(芸名RIN)
 緒方英二  → 英奈
 七瀬彰   → あきら
 河島はるか → 遥
 はるかの兄 → かなた(妹)
 澤倉美咲  → 岬
 観月マナ  → 真央

◆こみっくパ〜ティ〜
 千堂和樹  → かずき
 芳賀玲子  → 玲
 猪名川由宇 → 由太(不確定)

無視して自由に書いて良いです


8 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 11:19 ID:clhO3mmK
>>1
乙です。


9 名前: 立てようとした旧44 投稿日: 02/08/27 11:35 ID:htFxTIoP
乙彼です。


◆ONE
川名みさき → 御崎

◆Kanon
久瀬 → 奏(かなで)

無視して自由に書いて良いです


と、手前味噌な追加をしてみますた…ゴメソ(;´Д`)


10 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 11:40 ID:e2+rewy9
   やりました、ぱちぱち…。
   今度こそ私が10野です。…貴方たち、私にひれ伏しなさい…ぽっ
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  _
                '´    ヽ
               .卯 jリノ)))〉
           /\/\,イl〉l ゚ ヮ゚ノ|ヽ
          / /\⊂エァ-† lフiil
        ())ノ___    li⊂エ ノiiノ
       / /||(二二)-く/_|ん>―几
    Y ⌒ /|V||彡Vミニニ〈〈二二ノl0
   l| (◎).|l |((||((゚ )||  (⌒ )|三・) ||  (´⌒(´
__ ゝ__ノ     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡

…私は女神です……私は女神です……私は女神です……私は女神です……私は女神です…
 …I am GODDESS……I am GODDESS……I am GODDESS……I am GODDESS…

>>3ちる   …また、シャボン玉飛ばしっこしましょうね…。
きり>>4ま  …素麺もいいですけど…もっとお米を食べま賞…進呈……。
>>8るこ   …酒は控えたほうがいいですよ。
>>10野    …10おめでとうで賞…私に進呈……。
>>303鈴 …国崎さんは…渡しません…………ぽ。
>>923き   …お米券進呈です…ぱちぱち…。


11 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 12:01 ID:Op8ysvCH
スレ立て相談スレに住民が集まっていたので結構人気あったんだなぁと
思ったんですが、よくよく考えてみるとスレ立てしてくれた“長瀬ちゃん”氏
に44氏、自分、で三人。
で69氏か380氏が名無しでいたと仮定すると…
・・・・・・あれ?


12 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 12:02 ID:K5YJ61Tr
やれやれ…前スレいきなり消えててたんで慌てたよ。

>>1
新スレご苦労様。皆でまた良スレを育てましょう。


13 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 12:13 ID:Op8ysvCH
待ちに待っていた長瀬ちゃん第3弾が投下されたのにしばらく読めない…
…鬱だ…吊ろう…


それはそれとして新スレ立てお疲れ様です


14 名前: 旧69(絞首刑決定 投稿日: 02/08/27 13:34 ID:YTR2Dm7S
うが、前スレ落ちてる(鬱
昨日は葉鍵学園に浮気してました69です。

新スレ立てお疲れ様でした。

お詫びに一つ投下してから13階段を踏んできます。




15 名前: 反転AIR 投稿日: 02/08/27 13:36 ID:YTR2Dm7S
あ〜だるい。
しかも痛い。
こんな気分の時にはクーラーの効いた部屋でごろごろするのに限るわよね。
けどそんなことしたら聖のメスが飛んでくるし。
そんな風に私がだるだるとモップで床を磨いていると、
元気暴走任命少年が現れた。
どうしよう。

→たたかう
 にげる
 こえをかける

「あれ、往穂ちゃん何か調子悪そうだけど大丈夫?」
むう、先に声をかけられてしまった。
「あ〜大丈夫っていえば大丈夫よ」
「ホントに?辛そうだよ?」
心配してくれる佳之に本当のことを話そうかなっと思っていたら
白き魔宮の主、通天閣の魔王、ひじりんが現れた。
「誰がひじりんかね」
「むっ人の考えを読んだ?」
「しっかり口に出していたが」
「あっ、そう」
むーこうして二人と話していてもだるさは消えない。
つーか痛みを激しくなってきた。


16 名前: 反転AIR 投稿日: 02/08/27 13:38 ID:YTR2Dm7S
「国崎くん、本当に大丈夫かい」
そういうのが顔に出てたのか聖もそんなことを聞いてきた。
もう、めんどくさいっていったらありゃしないわね。
「大丈夫よ、これはあの、その」
「何だい」
「何なの往穂ちゃん」
ぶちまけてしまおうとは思うけどそれでも二人にしかも男性に注目されて
言うとなれば恥ずかしいのだ。
「お、女だからよ」
たぶん私は真っ赤だろう。
「「………あっ」」
ちょっと間があったが二人も気付いたようだ。
聖はちょっと頬を佳之は顔も体も真っ赤にしてる。

外にはくそうるさいセミの声。
中には生理の女と男と男の子。
沈黙は何時まで続くのかしらと、私はちょっと現実逃避をしてみるのであった。


以上反転AIRでした。
ベタベタな月のものネタです。
では(キュッ……ブラーン


17 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 13:45 ID:CPyuCmny
吊る音が擬音付きになってパワーアップですか。
むう、これは漏れも対抗(?)してAIRをひとつ書くべきか。
聖ん視点で月ネタとか。

どうでもいいけど“長瀬ちゃん”氏って一体どんな呼称なのか……
私以外の長瀬ちゃん書き現われてください。なんかもう切実に長瀬ちゃんが読みたいです。


18 名前: 44(1/4) 投稿日: 02/08/27 14:02 ID:htFxTIoP
夕暮れの生徒会室。そこは、いつもとは違っていた。
僕の知る限り、彼女が他の役員や教師抜きでここに居る事はなかった。
そして、彼女は決まって冷静に…親友の起こしたトラブルに際して。

『何故庇うんですか?』

と言わんばかりに、小言を言っていた。無論、仲間と一緒に…だ。
実際に、何故舞人を庇うのかと問われた事すらある。
更に、生徒会に誘われ…いや、引き込まれそうになった事もあった。

「え…えぇと…」

そんな、見慣れた光景が今日も…繰り返されると思っていたのに。
何を言われるのか、と内心は覚悟もしていたのに。

「そ、の…ま、ま…」
「舞人の事、ですか?」
「は、はい…」

生徒会長、久瀬さんは…まるで別人かと思える程、変な態度だった。
居るはずの役員はもちろん、普通の生徒や先生方すらも居ない。
完全に、二人きりだ。

「………その」
「用があるんですよね…その、久瀬さん?」
「は、ぃ…」

とは言え、交わす言葉はこの繰り返しだった。何回目だっただろう。
無理に聞き出すつもりは無かった。しかし、徐々に辛そうな表情を
浮かべていく彼女を見ていると、何が何だか判らなくなる。


19 名前: 44(2/4) 投稿日: 02/08/27 14:04 ID:htFxTIoP
「じゃあ、僕から…良いですか?」
「えっ…?」

話しにくい事の様だと思い、僕は口を開く。
話すきっかけが掴めないんだろう。そう…思っていたから。
暫し悩んで、彼女は頷いた。僕は、意を決して口を開く。

「…舞人に、辛く当たらないであげてください」
「彼は、純粋でいい人だと…僕は思っています」
「真っ直ぐすぎる故に、いろいろ有るかもしれませんが…」
「でも、悪気はないんです。それは判ってあげてください」
「お願いします…久瀬さん…」

彼女が、一瞬意外そうに視線を寄せ、すぐまた俯く。
何を、と思われたかもしれない。自分でも変な言い分だと思う。
しかし、舞人は本当に純粋だ。僕は、ゆうさんは、そう信じて疑わない。

「お願い、します…」

だからこそ、彼とは無二の親友でありたい。
彼に対する誤解を解いてあげたい。それだけで発した言葉だった。

「…そ、んな…」

しかし、長い静寂の果てに帰ってきた言葉は。

「…そんな事は、わかっていたんです…」

僕には意外すぎる、真実だった。
僕は、久しぶりに自分を呪い…大事な決断をする事になった。


20 名前: 44(3/4) 投稿日: 02/08/27 14:06 ID:htFxTIoP
遂に、この日が来てしまいました。
ずっと見てきた…甘い夢が今、終わります。
現実が…牙を剥き、私を打ちのめそうとしています。

「舞人さんが、悪い人じゃない事くらい…知っていました…」
「…全部………判っていたんです…」

目の前の人が、私を傷付け、私を救おうとしています。
祐理さんが救いたいのは私ではないのは分かっています。
でも、彼が私を止めようとしているのは確かです。それで、私は救われます。
でも、同時にこの人は…私の願いを引き裂いていきます。
やはり名前では呼んでもらえない。それで、私の傷は増えていきます。

「なら、何故…こんな事を今まで…?」

落ち着いた声が、裁きの時を告げます。もう………私は、逃げられません。

「…私は…羨ましかったんです…」
「貴方と、親密な人が居る事が。祐理さんの目が、そっちにしか向いていないのが…!」
「私も見てほしかったんです…私も、名前で呼ばれる人になりたかったんです…」
「…ずっと、ずっと…!好き…だったんです…祐理さんが…好きなんです…!!」
「…でも、何も言えなかった…だから………だから…っ!」

視界がぼやけ、祐理さんの表情が分からなくなった所で…最後の言葉を告げます。

「全部、私の所為なんです。もう、舞人さんには酷く言いません…」
「ごめん、なさい…ごめんなさい…」

私は、自分の醜さを…一番知られたくなかった人に、打ち明けました。どうしても
涙が零れます。でも、もうこれで誰も傷付けないで済む。そう…思いました。


21 名前: 44(4/4) 投稿日: 02/08/27 14:07 ID:htFxTIoP
それでも…胸の奥が、その奥の何かが…か細い悲鳴を上げています。
きっと、もう二度とこの人は振り向いてくれない…だからでしょう。
私は、嫌われる…わたしは、きらわれる…ワタシハ、キラワレル…。
次第に、その言葉ばかりが頭の中を支配していきます。

「え………?」

そんな思考を中断させたのは、暖かい温もり…人の体温でした。

「僕は、頭の足りない馬鹿というだけじゃ…なかったみたいですね」
「ゆ、り…さん…?」
「貴女の本心に…微塵も気づいてあげられなかった…駄目ですね、僕」

哀しそうな笑顔を浮かべ、背の高くない私を…その身体に抱き入れています。
何が起こったのか、私には分かりませんでした。全て、予想外だったからです。

「辛い思いをさせて、すみません。く…いえ…かなで、さん…」
「あ…っ…!?」

私の唇から、熱い…酸っぱい感覚が全身に染み渡っていきます…。
触れられたそれの熱さが…私の歪んだ心を、融かしていきます。

「あはは…奏さんの想い、確かに受け取りました…」
「鈍感で、その…馬鹿な僕ですけど。今までの、分まで…」
「…奏さん、って…呼んであげます…」

頬を真っ赤に染めて、恥ずかしそうに囁く彼を…私は背伸びして抱きしめます。
そして…眼鏡を取って、何時までも溢れる私の涙を拭く彼に…こう、囁きました。

「ありがとう…」


22 名前: 旧44 投稿日: 02/08/27 14:12 ID:htFxTIoP
新スレ建立に伴い、急遽仕上げました…ので、あちこち変かも(鬱
祐理の一人称も『僕』にしてしまって良かったのかと小一時間後悔…


>11
相談スレ&此処のIDを見る限り、もう少し名無しの方々が居ると思われ。
まぁ、昼間ですし…マターリ逝きましょう(笑


と言うわけで、69氏の後を追ってきまs(ガ゙ッシャン、プラーソ...


23 名前: 絞首済・旧44 投稿日: 02/08/27 14:18 ID:htFxTIoP
 ∧||∧  
(  ⌒ ヽ 擬音を間違えてどうする漏れ…
 ∪  ノ 駄文本体も含め、スレ汚しスマソですた
  ∪∪


24 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 14:26 ID:UCohXB8I
>>18-22
奏さんキタ━━━━━(゜(゜∀(゜∀゜ (☆∀☆)゜∀゜)∀゜)゜)━━ ━━━!!

その前の反転AIRといい、ここは素晴らしい人たちばかりだ…。(感涙)


25 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 15:13 ID:d2edoI0F
新スレ&女最高&奏さん
キタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)`□´)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )ノД`)=゚ω゚)━!!
もう藻前ら全員最高です!!!!!!!

前スレのdat落ち非常に(´・ω・`)ショボーン、これも全て夏厨の仕業・・・・
許すまじ夏厨めぇぇぇぇ。


26 名前: 霧島診療所に珍しく病人 1 投稿日: 02/08/27 16:18 ID:CPyuCmny
 一応注意・聖は男で往人は女になっています。


 普段通りの清潔な診療室。
 これまた普段通り、客はいない。
 昔から変わらない風景である。
 いや、正しくは昔と変わってないわけではない。
 口の悪い居候が一人増えた。
 以外と働き者でなかなか役に立つこともあり、下宿させてやっている。
 そんな居候は、珍しくなにやらおもいつめた表情をしていた。

「どうしたんだ国崎くん。そんなところで」
「あ、ああ。ちょっとな」
 そわそわと落ち着きがない。
「ちょっととは?」
 彼女に歩み寄る。
「あ、ま、まってくれ聖」
 何故かすこしあとずさる国崎くん。
 普段よりすこし顔が赤い。熱でもあるのだろうか。
「おとなしくしていたまえ。風邪でもひいたのか?」

 捕まえ、彼女の額に手をあてる。



27 名前: 霧島診療所に珍しく病人 2 投稿日: 02/08/27 16:19 ID:CPyuCmny

「ひ、ひじりっ!?」
「静かにしていたまえ」
 やはり、熱い。
「大丈夫だからちょっと離れてくれっ」
「何が大丈夫だ。ついてこい、病人をほっとくわけにもいかん」
「病人って、誰がだ」
 あきれたやつだ。自分のことに気付いていないのか。
「もちろん君だ。おそらく熱が出ているぞ」
 ぐいっと腕を引っ張る。
「あっ……」
「どうした?」
「い、いやなんでもない」
「そうか。では、とりあえず診察室に行くぞ」
「あ、ああ」

 とりあえず体温計を取り出した。
「熱を計るぞ」
「……わかった」
 わきの下にいれる標準的な電子体温計を手渡す。
「ああ、計る前に汗を拭いておいたほうがいい。これを」
 タオルを渡す。
 彼女は無防備にシャツの胸元をひっぱり、身体を拭いた。

 一瞬、桜色の蕾が見えてしまった。


28 名前: 霧島診療所に珍しく病人 3 投稿日: 02/08/27 16:20 ID:CPyuCmny

 体温計をわきに挟んだまま、彼女は私の方を見つめている。
 瞳が潤んでいるのは熱のせいだろうが、なんだか居心地が悪い。

 ピピピ、と体温計からアラームが鳴る。
 計り終わったようだ。
「何度だったんだ。ほら、見せてみろ」
 ここで患者の自己申告に任せると嘘を言われることがある。
 彼女はなにも言わずに体温計を渡してくれた。
「ふむ、37度8分か。まあただの風邪だろう」
「……そうか」
「では、口を”あ”の形に大きくあけてくれ」
 おとなしく口をあけてくれる。
「ふむ……すこし扁桃腺が腫れているな。まあ寝ていれば治るだろう」
 何故か彼女は、ぼーっとした眼で私を見たまま無言である。
 すこし心配になり、ハッパをかけてやることにする。
「風邪薬をだす。ああ、診察代は給料から差し引くから気にしなくていいぞ」
「……わかった」
 ……おかしい。風邪で元気がないのはわかるが、この会話でもそんな反応とは。
 そこまで体調が悪いのか?
「水を持ってきてやろう。そこで待っていたまえ」
 彼女はああ、と空返事をした。


29 名前: 霧島診療所に珍しく病人 4 投稿日: 02/08/27 16:21 ID:CPyuCmny

 冷たい飲み物は病人には身体に毒なので水道水をコップに入れる。
 ついでに、あとで国崎くんに食べさせるお粥の準備もしておいた。
 そのせいですこし時間がたってしまった。

 診療室にもどると、国崎くんは立ちあがって近付いてきた。
「聖……」
「とりあえず水を飲みたまえ」
 水を差し出す。
 トンっと、国崎くんはいきなり私に飛び込んできた。
 慌てて私は彼女を受け止めた。
 手にもっていたコップを落とす。
 カシャン…と音をたてて、ガラスのコップが割れた。
「ひじり……ひじりぃ……っ」
 手が後ろにまわされる。
「ど、どうしたんだ一体!?」
 首筋に彼女の吐息がかかる。
 身体が押しつけられ、熱を持ったその肢体とぐっしょりと汗で濡れたシャツを意識してしまう。
「うえっ、うぇええ……」
「お、落ちつきたまえ国崎くん」
 いつもの彼女からは考えられないことだった。
 まさか男言葉をしゃべり、がさつと言っても差し支えのない彼女がこんな表情をとるとは。


30 名前: 霧島診療所に珍しく病人 5 投稿日: 02/08/27 16:21 ID:CPyuCmny

 相変わらず彼女は嗚咽を続けている。
 彼女は普段の印象からは想像もつかないほどかよわく見えた。
「とりあえず、泣いている理由を聞かせてくれないか?」
「……ひっく……ひっく……り、ゆう……?」
 まるで幼児みたいだ。
「ああ、そうだ」
「……りゆう、っ、ない……」
「……は?」
「……いつも、こうなんだ……」
 幾分か落ちついてはきたようだ。
 身体にまわされた手は離されていないが。
 むしろ、抱き締められる力が強くなってきてさえいる。
「……昔から、風邪をひいたりするとなんだかわからなくなって、それで……」
「変わった習慣だな」
「……自分でもわからないんだ。仕方がないだろ……それに、風邪をひいたのは久しぶりなんだ」
 喋り方がもとに戻った。元気が出てきたようだ。
「で、どうすればこの手を離してくれる?」
 背中にまわっている手をさして、言う。

「……離さなきゃ、だめか?」
「そうだな」


31 名前: 霧島診療所に珍しく病人 6 投稿日: 02/08/27 16:22 ID:CPyuCmny

 じーっ、と潤んだ眼で見つめられる。
「……そんな捨てられた子犬のような瞳をしないでくれ」
 たまにコイツはこんな目付きをすることがある。
 普段の目付きの悪さが嘘のようだ。
 彼女は抱きついたままで手を離してくれない。
「一人で旅をしているときに風邪をひいたときはどうしていたんだ?」
「俺が最後に風邪をひいたときは、まだ母親が生きていた」
「そうか。では君の母はそんなときどうしてくれたんだ」
「……つよく、抱き締めてくれた」
「……わかった」
 ぎゅっ、と私から力をいれてやる。
 息苦しいほどに、強く。まるで恋人のようだ、などと思ってしまう。
「あ……」
 ぴくっ、と身体を震わせてから、彼女は腕の力を抜いて、安心したように瞼を閉じた。
 しばらくそれを続けていると、くー、と安らかな寝息が聞こえた。
 どうやら眠ったらしい。
「……まったく、迷惑なやつだな」
 起こさないようにベッドに運んでやろう。
 それに、割れたコップも片付けなければならない。

 そこで、ふと気がついた。
 彼女はかなり汗をかいている。シャツがぐしょぐしょになるほど。
 拭いてやらなければ風邪が悪化するかもしれない。
 ……起こさないように、優しく拭いてやるしかないだろうか……。


32 名前: 17 投稿日: 02/08/27 16:24 ID:CPyuCmny
べたべたな風邪もの? をお送りしました〜。
最初に最高がそわそわしていたのは、だれかに抱きつきたくなるのを抑えていたからです。
その対象が目の前に現われてからまたいなくなったため、我慢ができなくなっちゃったんですね。
しかし、聖の一人称で書くとエロちっくにならないなぁ……
長瀬ちゃんの続きは前スレが見れるようになってからにします。

 ∧||∧  
(  ⌒ ヽ キィ…キィ… 
 ∪  ノ 



33 名前: 17 投稿日: 02/08/27 17:00 ID:CPyuCmny
とりあえずTS画像はりつけ

女国崎
ttp://sayuri.kanon.sytes.net/img-box/img20020827165045.png

女耕一
ttp://sayuri.kanon.sytes.net/img-box/img20020827165357.jpg
ttp://sayuri.kanon.sytes.net/img-box/img20020827165540.jpg

女北川
ttp://sayuri.kanon.sytes.net/img-box/img20020827165730.gif

Crowdのゲームより抜粋した私の勝手な長瀬ちゃん&月島さんイメージ
ttp://sayuri.kanon.sytes.net/img-box/img20020826144033.jpg


34 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 19:40 ID:OEZDl5Aa
早朝に「長瀬ちゃん」SSに感想書こうとしたんだけど、ネットワークの不調で書きこめなかったんだよな〜。あれが書き込めてれば落ちなかったのに、鬱

気弱な最高が…、非常にイイ!
そして早く前スレが見れるようになって欲しい、そして「長瀬ちゃん」の続きを…


35 名前: 海辺の天使たち 1 投稿日: 02/08/27 20:15 ID:CPyuCmny

 青い、綺麗な空と海。
 夏休みになったので、僕は長瀬ちゃんと一緒に海へ来ていた。

「さあっ! 今年もやってまいりました全国マッスル大会!!
 水着を着た少女達、女性達が己の肉体を見せびらかす絶好のチャンスッ!!
 絶叫踊りマッスル選手権大会ポロリもあるかも24時間女の子スペシャル、ついに開催です!!」

 なにやら遠くで炎天下の中叫んでいる男がいる。
 大きなイベントかなにかのようだ。
「……なんだろうね、あれ」
「……さあ、月島さんなら知ってるかもしれないけど」
 確かに姉さんなら知っているかもしれない。
 最近なんだかボディビルにはまってるみたいだったし。
 長瀬ちゃんは姉さんのことを呼ぶときは名字で呼ぶことにしている。
 姉さんは名前で呼んでほしいみたいなんだけど、どうしても違和感があるとのこと。
 まあ、わからなくもないけど。
「それより瑠璃くん、そ、その……この水着、どう?」
「うん。とっても似合ってるよ、長瀬ちゃん」
 そういうと、にこっと長瀬ちゃんが笑う。

 白い水着が良く似合っていて、天使かと思うくらいの微笑みだった。


36 名前: 海辺の天使たち 2 投稿日: 02/08/27 20:19 ID:CPyuCmny

「ね、せっかく海にきたんだからおよごうよ」
「え、えっと……」
 実はも何もないけど、僕は泳げない。
 かっこわるいから今まで長瀬ちゃんには隠してきたのだけど。
「ほら、こんなにキレイな海があるんだから泳がなきゃ損だよっ」
 長瀬ちゃん、明るくなったなぁっておもう。
 とても良い事だ。
「きっとつめたくて気持ちいいよ」
「う、うん……」
 僕も泳げるならそうしたいけど、情けないことにいままで泳げたことがない。
「あ、もしかして瑠璃くんって泳げない?」
 気付かれてしまった。
「うん、実はそうなんだ……」
 正直に白状する。
 ちょっとはずかしい。
「じゃあ、足のつくところまででいいよ」
「……それならいいよ」
 長瀬ちゃんは僕が泳げないことを気にした様子はない。
 ああ、よかった。
「ねえ、はやく〜」
 先に行った長瀬ちゃんを追いかけて、やけどしそうなほど熱い砂浜をわたる。
 海水に近づくと、ひんやりとした砂も混じり出す。


37 名前: 海辺の天使たち 3 投稿日: 02/08/27 20:20 ID:CPyuCmny

 ちゃぷ、とおそるおそる海水に足を浸す。
 ひやっとしてるけど、ちょっぴりあったかい不思議な夏の海水。
 この感触は嫌いじゃない。
「きもちいいね……」
「うん……」
 ちょっと深いところまできた。
 だいたい、胸の下辺りまで水がある。
 これくらいの場所でゆらゆらとしていると、心が安らぐ。
「ねえ、瑠璃くん……」
 長瀬ちゃんが近寄ってきた。
「なに? 長瀬ちゃん」
「キス、しよ……」
「えっと、ここで?」
「うん。誰もみてないし、いいでしょ?」
 たしかに、ちょっと沖にいる僕たちを見ている人はだれもいない。
「うん……わかった」
「嬉しい……」
 前から手を後ろにまわされる。
 たぶん、首の後ろで手を組んでいるんだろう。
 僕も長瀬ちゃんの細い身体を抱くようにした。
 目を閉じる。

「ん……」

 振れるだけの軽いキスは、いつしか求めるような深いキスにかわっていった。



38 名前: 海辺の天使たち おまけ 投稿日: 02/08/27 20:21 ID:CPyuCmny

「はあ!」
「おーーっと、でましたエントリーナンバー1番月島拓美っ!
 みごとなアブドミラル・アンド・サイ! その美貌が限界まで引き出されます!!」

 ちなみに、アブドミナル・アンド・サイとは腹筋と脚を魅せる技である。
 http://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020827191511.jpg
 これをクリックすればだいたいどんなのかわかるはず。

「せいっ!」
「ああっ! こっちも負けていませんエントリーナンバー2番柳川裕子っ!
 必殺のサイドチェストォ! その見事なプロポーション、素敵です!!」

 サイドチェストとは胸、腕、脚を魅せる技である。
 http://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020827200513.jpg
 まあ、クリックしてみればわかります。

 ・
 ・
 ・

「ねえ、瑠璃くん……いま、月島さんの名前が聞こえなかった?」
「……うん、聞こえた……」
 二人はみつめあい、大きく溜め息をついた。



39 名前: 17 投稿日: 02/08/27 20:21 ID:CPyuCmny

実は最初純粋な海ネタではなく
絶叫踊りマッスル選手権大会ポロリもあるかも24時間女の子スペシャル(長すぎ)を本当にやるつもりでした。

タイトルも海で根性(ガッツ)! にしようか反転マッスル選手権にしようかと迷ったくらいです。
……変更してよかった。

それではさようなら。


40 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 20:34 ID:FjqaLCPt
いや、良いんですけどね。くれぐれも「超兄貴」にだけはならないようにお願いしますよ。


41 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 21:23 ID:cSJe97lb
前スレからROMってたんですけど
……誰かまとめてくれないかなぁ……

どれも(・∀・)イイもんなぁ……


42 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 21:36 ID:CPyuCmny
前スレが復活すれば纏められなくもないのですが。
とりあえず発言番号がわからないと纏めようがないですから。


43 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 22:10 ID:924Oqhbx
確かにまとめサイトとか欲しいところではありますな。


44 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 22:23 ID:SP4VfA0B
>1=17氏
新スレ立てから始まって、AIRネタに長瀬ちゃんSS、画像貼り付け…
まさに獅子奮迅の活躍ですね。感謝。

逆に言えば、こっちが何もしていないためともいえるが(爆


45 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/27 22:32 ID:yknvOS4Z
ところであの2人、ボディビル属性もあったんですね。

惚れ直しました(w


46 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/28 00:13 ID:/TRqZUzL
>>41-43
自分で書いた物すら保存していない罠
なんせ即興すぎるほど即興で書くし。毎度。



47 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/28 00:16 ID:v+0ZWGS4
とりあえずどれもこれも推敲したくなる罠
物によっとはなかったことにしたかったり。


48 名前: 47首吊り中 投稿日: 02/08/28 00:25 ID:v+0ZWGS4
とりあえず>>47の ものによっとは を推敲したい。

 ∧||∧  
(  ⌒ ヽ きぃこ、きぃこ
 ∪  ノ 
  ∪∪



49 名前: 旧44 投稿日: 02/08/28 00:29 ID:V5yY1pgn
当方ギコナビ使ってるので、それの取得済みログならあります>3rd
もっとも、最後の部分は取得できてなくて不完全ですが(鬱

余談ですが、自分で書いたモノはスレのコピペという形でTXTにしてます。
エディタに書いた原文ママは…ハズィので残してないです…(;´Д`)


50 名前: 41 投稿日: 02/08/28 06:18 ID:puSZtVB/
当方かちゅ+kage使って圧縮前18時までのログならあります。
必要があればアップも可能です。

……でもすでに3つのスレをまとめてるんで……



51 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/28 22:01 ID:NtX9lXDe
さすがに昨日の大騒ぎで、みんな疲れたのか?


52 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/29 01:02 ID:iI85drV+
初挑戦SS。駄文垂れ流しご容赦を。


53 名前: 綾彦 vs 浩子(1/5) 投稿日: 02/08/29 01:04 ID:iI85drV+
バシンッ!
「え?」
「あ、あれ?」
綾彦と私が同時につぶやいた。私のパンチが綾彦の胸に当たっている・・・

そう。最近、綾彦と賭けをしていたのだ。
『綾彦に一撃でも攻撃を当てれば何でも私の言う事を聞く』という条件で。
通常の試合ならば私に勝ち目はない。
相手は男子。しかもエクストリームの高校生チャンプなのである。
女の私が勝てる相手ではない。

私が勝負を承諾した理由。『一撃でも』という条件が私をくすぐった。
いくら綾彦がすごくても何十回と攻撃すれば一回ぐらいは・・・と思ったのだ。

私の算段は簡単に崩れ去った。甘かった。大人と子供どころではない。天と地ほどの格差があった。
何度も挑戦してはヤックでおごらされる羽目になった。
ううぅ〜! 御曹司、しかも男のくせに女におごらせるなんて〜。

・・・しかし、苦節数週間。ようやく私の苦労が実った。
審判役のセリオが静かに言った。
「藤田様の勝ちです」

「やったぁ! とうとう私の攻撃が当たった〜♪」
「チェッ、やられちゃったかぁ」
「さぁ、綾彦! 約束よ! 何でも私の言う事を聞くのよ!!」
「はいはい、わかりましたよ。約束だもんな。」




54 名前: 綾彦 vs 浩子(2/5) 投稿日: 02/08/29 01:05 ID:iI85drV+
「で? 何をすればよろしいんで? お嬢様?」
本物の御曹司にこう言われるとなんだかむずがゆくなってくる。

「ん〜とねぇ・・・ちょっと待ってね」
「何だ、考えてなかったのかよ」
綾彦があきれたようにつぶやく。
仕方ないじゃない。こっちはアンタにどうやって当てるかの工夫でいっぱいで
勝った後の事なんか考える暇なんてなかったのよ。

悩む事、数分。
「よしっ! 決めたわ」
「お、決まったか? なんだ? ん?」
「膝枕させて」
「え? 膝枕?」
きょとんとした表情で綾彦が復唱する。

「そう。あなたを膝枕してあげたいの」
「そんな事でいいのか?」
「うん」
そう。私がしてあげたいのだ。
・・・あなたを身近に感じていたいから。



55 名前: 綾彦 vs 浩子(3/5) 投稿日: 02/08/29 01:07 ID:iI85drV+
「ひゃっほぅ! 敗北の膝枕だぜぃ」
なんだかおかしな表現だ。負けた方がなんだかうれしがってる。
「なぁ浩子。ホントにこれでいいのか? なんだか俺の方が得してる気がするぞ」
「いいの! 私が綾彦を膝枕してあげたかったんだから。これでいいの」
「乙女心ってのはよくわからん・・・」
うふふ。わからなくていいのよ。『乙女心』なんだから。

しばし彼のぬくもりを膝の上に感じた後、私は疑問をぶつけてみた。
「ねぇ、綾彦」
「ん? 何?」
「さっきのわざとくらったんでしょう?」
いくら私が練習したとは言え、数週間でそこまで上達するはずがない。
−− 葵クンいわく、私には天性の才能とやらがあるらしいけど −−
綾彦が手加減してくれたとしたら全てつじつまが合う。

綾彦の目が泳ぐ。私が怒っていると思ったのだろうか?
彼の両頬に手を当てる。
「優しいからね。綾彦は」
微笑みながら言葉を紡ぐ。
手加減、と言っても馬鹿にしての手加減ではない。彼のやさしさからの手加減だ。
ムキになってかかってくる私に華を持たせたかったのだろうと思うことにした。

「ノーコメント」
綾彦はちょっとバツの悪そうな、しかしそれ以上に照れた表情で言った。
その表情が全ての答えだった。
「そうねぇ。もし実力で負けたって事になったらそれこそ男のプライドに関わるもんねぇ。
 いいわ。これ以上は聞かない」
「お優しい事で」



56 名前: 綾彦 vs 浩子(4/5) 投稿日: 02/08/29 01:11 ID:iI85drV+
「でも、こんなに一生懸命になったのってホント久しぶりねぇ」
そうなのだ。しばらくこんなに一つの事に打ち込んだ事はなかった。
久しぶりの充実感。
「女の子が一生懸命になる事じゃないかもしれないけどね。でも、格闘技もいいもんだろ?」
「まぁ、ね。綾彦が夢中になるのもわかるわ」
「それにしても浩子がこれほど上達するとは思わなかったな」
「私もよ。最初は軽い冗談のつもりで始めたんだけど・・・」
そう。最初は冗談のつもりだった。
でも、何度か繰り返してるうちに欲が出てきた。勝ちたい、という欲もあったが
何より綾彦と一緒にいられる時間がかけがえのないものになっていたのだ。
好きこそ物の上手なれ、ってやつかしら。『好き』の対象が『格闘技』じゃないけど。

綾彦を見下ろすようにして見つめながら髪をなでる。さらさらとした感触が気持ちいい。
私より髪質がいいんじゃないの? ちょっとだけ嫉妬心が沸いてくる。

ふと、今までずっと閉じられていた瞳が開いた。
「浩子」
「ん?」
「ちょっと」
綾彦がちょいちょいと指で合図する。なんだか真剣な感じだ。
はじめて見た表情かもしれない。

「ん? なになに? なんかついてる?」
彼の顔に近づく。
その瞬間、首に手が回り引っ張られる力を感じた。
唇に何かやわらかいものの感触があった。

あ・・・これって・・・
少し戸惑った後・・・目を閉じた。


57 名前: 綾彦 vs 浩子(5/5) 投稿日: 02/08/29 01:12 ID:iI85drV+
「さぁって! そろそろ寒くなってきたし帰りますか?
 ご褒美タイム終〜わりっ!」
綾彦が起き上がり、くるっと向き直る。かく言う私はまだ夢の中だ。

「さぁ、浩子」
綾彦の手が差し出され、ようやく正気に返る。

今の・・・キス?よね? 私いま綾彦と? アレ?
「綾彦、今の・・・キ」
彼の手を取り、立ち上がりながら言った私の言葉を遮るように綾彦がいう。
「次はなんで勝負する?」
「今度は浩子の得意な事で勝負するか?」
「次は負けねぇからな!」
矢継ぎ早に言葉を放った後、くるりと背を向けた。そのままスタスタ歩いていく。
彼も照れているのだろう。きっと。

クスと笑いながら綾彦を追いかける。
「ちょっと待ってよ!綾彦ぉ〜」



58 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/29 01:14 ID:iI85drV+
ってなことで綾香シナリオの反転SSです。綾香ネタが確か見当たらなかったんで
書いてみました。綾香の男名は色々候補があったみたいですが、一番しっくりきた
「綾彦」でいってみました。

文章なんてまじめに勉強したことないんで駄文極まりないですが。
お目汚し申し訳ありません。慣例のようなので私も吊ってきます。

ぷらーん



59 名前: 奏さん錯乱 投稿日: 02/08/29 01:18 ID:2P5HQKzt
「うぉのれ川澄舞人」
「まぁまぁ、今日は私が奢るから嫌な事は忘れなよ」
どうもこんにちは。
歴史ある久瀬硝子五代目当主の姪、久瀬奏です。
今日も今日とて私は我が怨敵川澄舞人のしでかしたことに関する
書類を一心不乱に捌いていました。
そんな中ふとお腹がすいたことに気付いたので食堂へ向かうと
途中でアンテナをゆらゆらと揺らしてる親友に出会いました。
そして愚痴をこぼしていたら奢ってもらえることになってちょっと幸せです。
これから毎日こぼしてみましょうか。
「毎日は奢れないよ〜」
「口に出してましたか私?」
「うん、ばっちり」
不覚です。久瀬奏ともあろうものがアンテナに惑わされてしまいました。
「ねぇ、奏。私たち親友?」
「もちろんですよ、潤♪」
だから親友に昼食奢ってください。
「はぁ、ま、いいけどね何にするの」
それはもう。
「って奏は牛丼で決まりだよね」
そういうことです。流石親友です。
「じゃ、買ってくるね……並でいいよね」
「ええ、ここで上特盛りを頼むほど厚かましくないつもりですよ」
潤は「あはは、そうだね」と言いながらカウンターの方へ行きました。


60 名前: 奏さん錯乱 投稿日: 02/08/29 01:21 ID:2P5HQKzt
その間に私は席を確保しておきます。
はぁ、思っていたより疲れていたようで、私は席に着くと
でれーっと机の上に上半身を倒していました。
昼食が終ったら授業。
そして授業が終ったら役員会。
はぁ、ため息もつきたくなると言うものです。
いやダメです。
気分転換にここにきてしかも奢りで牛丼が食べれるのです。
ため息はダメです。
そんな感じでぽけーっと潤の帰りを待っていたのですが中々来ません。
どうしたのでしょう。
そう思いカウンターの方へ首を向けるとちょうど潤がこちらに帰ってくるとこでした。
しかしその手には潤のものと思われる卵パンしか握られてません。
牛丼は?
「ごめんね、さっき売り切れちゃったって牛丼」
「へ?」
「だから売り切れちゃったの」
何てことでしょう。
おいおいそんなことより潤よ聞いてくれって感じです。
心象風景的には真っ暗闇の穴に落ちていくという感じです。


61 名前: 奏さん錯乱 投稿日: 02/08/29 01:22 ID:2P5HQKzt
「黒い髪を後ろで一本に結った三年生が三人分頼んでそれが最後だったらしいよ」
呆然としてる私の耳にどこかで見たような人物の特徴が入り込んできます。
奴か!?
「モグモグ、どうしたの奏?」
「いえ何でもないですよ」
内心はらわたが煮えくり返ってますが潤には罪はないのでほほ笑みをかえします。
ふふふ、そうですか。
どこまでも私の安息の時間をなくすのですねあなたは。
いいでしょう。
受けて立ちましょう。
川澄舞人!

追記
その場は潤の卵パンを半分もらいました。
ありがとう親友。


62 名前: 老人A 投稿日: 02/08/29 01:24 ID:o2hjSrap
おお、連続でSSが降臨なされたわい……
眼福、眼福。ほっほっほぅ。


63 名前: 旧69 投稿日: 02/08/29 01:27 ID:2P5HQKzt
以上私式久瀬奏嬢でした(北川もでてますが
奏嬢の性格が壊れてるのは疲労と空腹にため(ということにしてください

なんつーもん書いたのやら……
それでは(キュッ…ブラーン


64 名前: 前スレの380 投稿日: 02/08/29 02:42 ID:ZRhV/Ju4

 ∧||∧  
(  ⌒ ヽ ごめんなさい、帰って来てしまいました
 ∪  ノ 
  ∪∪




65 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 1 投稿日: 02/08/29 03:26 ID:o2hjSrap

「ごちそうさま」
「はい、それじゃ片付けるから、瑠璃はお風呂にでも入っててね」
「……片付けるの、手伝うよ」
「いいわよ、そんな事しなくても」
 僕がやるときは無理矢理にでも手伝うくせに。
「姉さん、過保護だよ」
「いいのよ私は。好きでやっているんだから」
「…………」
 こういったとき姉さんは頑固で、絶対に僕に手伝わせようとはしない。
 優しいんだけど、やっぱり僕にも手伝わせてほしいのに。

 仕方なく自室に行き、パジャマをもってお風呂場へとむかった。
 脱衣所で上着とシャツ、ズボン、パンツと順番に脱ぐ。
「……よいしょ」
 靴下を脱ぐとき転びそうになったが持ちこたえた。
 どうも僕は靴下を脱ぐのが苦手だ。
 洗濯物を洗濯機に放り込み、お風呂場にはいる。
 まず一度身体をお湯で身体を流してから湯船に浸かった。
 熱めのお湯にふうっ、と息をつく。
 身体から疲れがじんわりと溶けていくような感触が気持ちいい。
 おもわず目を細める。


66 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 2 投稿日: 02/08/29 03:27 ID:o2hjSrap
 キィ…と脱衣所から扉が開く音がした。
 姉さんだろうか。
 コンコンッ、とお風呂場のの扉が叩かれる。
「お湯の温度はちょうどいいかしら?」
「うん、ちょうどいいよ」
 なんでわざわざそんな事を聞きにきたんだろうか、
「ねえ瑠璃。私たち姉弟よね?」
「……? あたりまえだよ」
 なんだか、本題を言いにくいから前置きをしているような言い方だ。
「でももう、長いことお風呂に一緒になんて入ってなかったわよね」
「もう高校生なんだから、一緒に入っているほうが異常だよ」
 姉とお風呂に入る高校生なんて聞いた事がない。
「でも、私は一緒に入りたいのよ」
「……え?」
「というわけで、入っていいかしら」
「だ、だめだよっ!」
「まあまあ、そういわずに」
 もうお互い、身体は子供じゃないっていうのに。
 一体何を考えているんだろう。

「あっ、そうだ。瑠璃、私が服を脱ぐところをみたくない?」
 ……本当に、何を考えているのだろうか。


67 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 3 投稿日: 02/08/29 03:28 ID:o2hjSrap
「み、見せなくていいよっ!」
「遠慮なんかしなくていいわよ」
「そうじゃなくて……」
「私が見てもらいたいのよ」
「なにをいってるの……」
「まあまあ、見れるのなら見たほうが得でしょう?」
 もはや、わけがわからない。
「で、でも……」
「でもも何もないわ。瑠璃は私のストリップを見てくれればいいのっ」
 まるで痴女かなにかのようなことを言っている。
「……変だよ、姉弟でそんな事するなんて」
 もちろん、姉弟じゃなくても変だろうけど。
「いいじゃないのべつに。世間の常識に囚われる必要なんてないわ」
「常識以前の問題だよ……」
「……ねえ、瑠璃。私は瑠璃のことが大好きよ。弟としても、恋愛対象としても……」
 情に訴える作戦にでたらしい。
 そう言われるのは確かに嬉しいんだけど。
「それとこれとは話しが別じゃないかな」
「……なかなか鋭いわね」
「普通は気付くよ」
「作戦があまかったかしら」
「……そうだね」

「ところで瑠璃。長瀬さんのストリップは見てみたいかしら?」
 まったく、何てことを聞いてくるんだろうか。
「……長瀬ちゃんは、ストリップなんかしないんじゃないかな」


68 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 4 投稿日: 02/08/29 03:28 ID:o2hjSrap
「長瀬さんのストリップなら、見てみたいのね」
「……どうしてそうなるの?」
「だって、ちょっと残念そうな声だったわよ」
「そ、そんなことないよ」
「想像してみたでしょ。瑠璃のえっちー」
 ……確かに、ちょっと想像してしまったけど。
「…………」
「あ、やっぱりそうなんだ。ひどいわ瑠璃、長瀬さんのは見たくても私では嫌なのねっ」
「……怒るよ、姉さん」
 ちょっと冷静になれなくなるかも。
「あはは、ごめんね瑠璃。でも私の裸が見たくないってのはちょっとショックよ?」
「……そんなこと言われても、困るよ……」
「じゃあ、ストリップ見てくれる?」
「見ないよ」
「……素敵なくらい即答ね」
「うん、そうだね」 気のない返事をする。

「仕方ないわね」
 諦めてくれるのだろうか。
「こうなったらお風呂場で脱いで、無理矢理にでも見せてあげるわ」
「え?」
 僕の予想はあまかった。
「というわけで、入るわよ♪」
「そ、そんな……」


69 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 5 投稿日: 02/08/29 03:29 ID:o2hjSrap
 曇りガラスつきの扉が開かれる。
 姉さんは服を着たまま堂々と入ってきた。
「さあ、どれくらい成長したか確認しあいましょうね」
 僕はあわてて股間をタオルで隠す。
 湯船の中だからよく見えないとは思うけど、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「あらあら、タオルを湯船に入れちゃダメでしょう?」
 くすくす笑いながら言う。
「で、でも……」
「まあ、今は隠しててもいいわよ」
 ……今は、か。
 後で剥ぎ取るつもりなんだろうか。
「ふふっ、じゃあ脱ぐわよ。ちゃんと見ててね」
 そういって、ブラウスのボタンをひとつひとつゆっくりと順番に外していく。
 まだ一枚目だというのに、やたらと色っぽい。
 姉さんも行為に興奮しているのか、頬がすこし赤くなってみえる。
 ボタンを全部外し終えて、肩からパサっと床に落とす。
 湯気がまとわりついているのか濡れたシャツがすこし透けて、ブラが見えてしまう。
 黄色の、以外にもちょっとかわいい感じのものみたいだ。
「つぎは……シャツよ……」
 うっとりするような声で言う。
 スカートに入っていた部分を外にだし、裾をつかんで上にあげる。
 まずおへそがみえて、わき、肩とだんだん肌があらわになっていく。
 頭を通してから腕を通し、ブラウスの上にふぁさっ、と置いた。
 これで、上半身は下着しかのこっていない。

「どう、綺麗でしょう……?」
「……うん……」
 白くて柔らかそうな肌は、本当にとても綺麗だった。


70 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 6 投稿日: 02/08/29 03:30 ID:o2hjSrap
 情けないことに、僕は服を脱いでいる姉さんから目が離せなかった。
 男って悲しい。
「スカートのなか……みたいかしら?」
「…………」
 正直とても見たいのだけど、それを口にだすのは抵抗があった。
「瑠璃になら、特別にみせてあげてもいいのよ?」
 言って、スカートの端をつまむ。
 すすっ、と持ち上げられて白いふとももがあらわれる。
 そういえば、靴下はお風呂に入ってくる前に脱いだらしく素足だ。
 パンツが見えるか見えないかというぎりぎりのところで手はとまった。
「これ、もっとあげてほしい?」
 挑発的に聞かれる。
 おもわず、こくっと頷いてしまった。
「……素直になってきたわね。かわいいわよ」
 ぼーっとしてきて細かい事を考えられなくなってきた。
 多分、原因はお湯のせいだろうけど。
「……それじゃあ、見せてあげるわね……」
 スカートがたくしあげられる。
 ブラとおそろいの、かわいい下着がそこにあった。
 すこしくいこんでいるところがある。
 つい、じーっとそこを見てしまう。
 じわり、と濡れてきた。
「……ん、瑠璃、そんなに見つめられたら、感じちゃうわよ……」
 姉さんも恥ずかしそうにしている。
 じわじわと、下着の濡れている場所は徐々に面積をひろげていった。


71 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ 前編 7 投稿日: 02/08/29 03:32 ID:o2hjSrap
 しばらく見つめていると、姉さんは耐えきれなくなったのか口を開いた。
「そ、そろそろ脱ぐのを再開するわよ」
 言って、スカートをおろす。
 これで、身につけているのは下着だけになった。
「……じゃあ、ブラを取るからしっかり見ててね……」
 手を後ろにまわした。
 留め金を外したのだろう、ブラは落ちそうになって、その大きめなおっぱいに引っかかっている。
 その双丘に手をあて、おそるおそるとブラを取り外す。
 先端が、あらわになった。
「……たぶん、長瀬さんよりも色が濃いと思うけど……そのかわり彼女より大きいわよ」
 確かにすこし葡萄に近い色をしているけど、それのせいでよけいにえっちに見えた。
「……きれい……」
 おもわず、本心からの言葉をだす。
「ふふっ、ありがとうね」
 ふるふるっ、とおっぱいがゆれた。

 ついにあと一枚となった姉さんは、パンツをに手をかけた。
「……ここ、みせてあげるわね……」
 パンツが離れるとき、銀色の糸が橋をつくった。
 ゆっくりと、片方ずつ脚がひき抜かれる。
 ついに姉さんは一糸纏わぬ姿になった。

「……ねえ瑠璃、私、きれいかしら……? もっと近くにきて、見てちょうだい……」

                          こんなところで無責任にも次回に続く



72 名前: 17 投稿日: 02/08/29 03:33 ID:o2hjSrap

えーっと、お風呂ものは痕で書き途中なのに、なんでお風呂ものをまた続けちゃいますかね自分。
ちょっぴり後悔していたり。
それはともかく、瑠璃くんが以外とえっちですね。
私も拓美さんのストリップをじーっと見ていたいです。

旧69さん、奏さんと後書きとの間に入りこんでしまってすいませんでした。
みなさん、中途半端なところで区切ってごめんなさい。
 ∧||∧  
(  ⌒ ヽ 
 ∪  ノ 
  ∪∪



73 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/29 08:45 ID:3i1LmqH8
>>53-57
新人さんいらっしゃーい。
浩子がなかなか可愛くて良し。駄文と言わず、もっと書いてください。

>>59-61
超弱気乙女な奏さんも好きだけど、こういうコメディな奏さんも(・∀・)イイ!!
昼飯(しかも牛丼)を奢ってもらう、えらく小市民的な奏さんにワラタ。

>>65-71
なんともすごいシチュエーションですな…拓美お姉さん(;´Д`)ハァハァ


それでは最後に……みんな吊るなー!!


74 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/29 22:53 ID:HpXRTB7p
>53-57
自分はそのシーンで"綾彦に膝枕させて女王様気分に浸る浩子"とか想像してみたです。

>拓美さん
ストリップ(・∀・)イイ!!


75 名前: ◆Mw21GHz. 投稿日: 02/08/30 00:30 ID:5JXbroPp
性別反転キャラ最萌トーナメントってのはどうだろう?


76 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 00:50 ID:4AaHVgmP
そもそもトーナメントにする必要はないと思われ
人数も少ないのでただの一斉投票のほうがいいかと。


77 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 00:52 ID:C9lchYea
支援物資が、事実上職人のSSと絵師のCGしか無い
現状ではチョイト辛くない? 主に職人・絵師自身が<トーナメント
単なる人気投票くらいは可能かもしれないけど…


78 名前: 380 投稿日: 02/08/30 00:52 ID:9jsHrM1H
すいません、どなたか自分が書いていた話、どこまで掲載したか教えて下さいますか?
少しネタストックしてたら訳わかんなくなってしまいました…
もしご存知の方がいらっしゃったら、お願いします。
回線吊って首切ってきます。


79 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ そのに 1 投稿日: 02/08/30 04:40 ID:4AaHVgmP

 裸である。
 お湯にしばらく浸かっていた瑠璃は、私の目論見通りぼーっとして私の裸を眺めている。
「さあ、こっちにいらっしゃい……」
 できるだけ艶やかな表情を浮かべ、挑発するようにいう。
 あおれでも瑠璃はなかなかその気になってくれない。
 流石は私の弟。あれで結構、頑固なところがある。
「……やっぱり、こんなのだめだよ姉さん……」
 まあ、予想通りの返事だ。
 でも、ちょっとは迷いがあるみたい。
「さっきはあんなにじーっと見てたくせに」
「…………」
 正直ものである瑠璃は否定しない。
 恥ずかしがっているみたいだけど、言い訳はしないあたりなかなか頑固だ。
 ――相変わらず、落としがいのある性格をしている。

 直接的なアプローチに切りかえる。 
「女のアソコがどんなになっているか、知りたいでしょ?」
 これは、男の子なら当然のことだろう。
「え……えっと……」
「よーく見せてあげるわよ。なんなら、触ってもいいわ」
「い、いいよ、そんなこと……」
 まったく、自分の気持ちに正直になればいいのに。
「興味があるんでしょう? いいじゃないの、チャンスだと思いなさい」
「……チャンスとか、そういう問題じゃないとおもう……」


80 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ そのに 2 投稿日: 02/08/30 04:41 ID:4AaHVgmP
 瑠璃を誘惑しているあいだ、私の身体は疼き、淫らな想像をしていた。

 おっぱいを揉んでもらう。
 乳首を摘まれ、押しつぶされ、つよく吸われる。
 膣内を、おもいっきり突き続けられる。
 瑠璃にされる自分を想像するだけで、私のアソコはもうびしょびしょに濡れている。
 多分そろそろ、我慢が限界になるとおもう。
 そのまえに瑠璃をその気にさせて、できれば合意の上で気持ちよくなりたい。

 その為には、さらに積極的に瑠璃にせまらなければならない。

「……そう、わかったわ。瑠璃は自分からはきてくれないのね」
 ちょっと含みを持たせていう。
「……あきらめてくれた?」
「ええ、瑠璃をこっちにこさせるのは諦めたわ」 
 私は浴槽のすぐ隣りまでいった。
「最初からこうやっていればよかったのよね」
 浴槽の縁におしりをのせて座る。
 両脚を湯船に入れる。身体は外に出たままだ。
 瑠璃の驚いている視線がわかる。

 私はその状態ではしたなく股を開き、自分のアソコを晒す。
「……じゃあ、女性がどうなっているか、教えてあげるわね……」


81 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ そのに 3 投稿日: 02/08/30 04:41 ID:4AaHVgmP
 指を股間に滑りこませて、花びらをさする。
 くちゃ、と湿った音した。
「…ん……濡れているの、わかるでしょう……?」
「ね、ねえさん……」
「もっと奥まで見せてあげるわ……」
 人差し指と薬指を使ってアソコを左右に割るように広げる。
 中指で肉をいじると、くちくちと音をたてる。
「…ふぁ……んっ……ね、るり……好きにしても、いいわよ……」
 ここまでやれば、いくら強情な瑠璃といえど欲情してくれるだろう。
 実際、必死で抑えているみたいだし。
「瑠璃……なにを我慢しているの?」
「……だって……」
「長瀬さんがいるから、私なんかとはイヤだとか?」
「ううん、姉さんも長瀬ちゃんも、同じくらい好きだよ……」
 ……私が言えた義理じゃないけど、微妙に問題発言である。
「じゃあ、やっぱり姉はそういう対象にはできないから?」
 瑠璃はふるふると首を振った。

「……姉さんのこと、大好きだから……」
「え?」
「……自分が抑えられなくなって、姉さんにひどいことしちゃいそうで……」
「……私が、じゃなくて私に、なの?」
「……うん。だから、姉さんを傷つけたくないから……」
 言って、真っ赤になっている。
 相変わらず瑠璃はかわいい。

「そうだったのね……でも、それなら何の問題もないわよ」


82 名前: やっちゃえ拓美さんっ♪ そのに 4 投稿日: 02/08/30 04:43 ID:4AaHVgmP
「……え……?」
 本当に、まったく何の問題もない。
「私は瑠璃になら何をされてもいいわよ。SMでもなんでも、瑠璃がやりたいのならスカトロだって構わない」
 ちょっぴり自分の願望が入っていたりする。
「おしっこを飲ませたいっていうなら飲むし、掛けたいなら全身に掛けてもいい。瑠璃のなんだもの、嫌じゃないわよ」
 実は飲ませたい、掛けたいというのは私が瑠璃にしたい願望なのだけど。
「私の全身を好きにしていいわ。フェラだってするし、おしりの穴でも好きなだけ使わせてあげる」
 瑠璃は呆然としている。
「いつだって、どこでだって構わないわ。朝早くからでも、学校の休み時間でも。屋外でだってやらせてあげる」
「……あ、あの、姉さん……」
「人前でだって、瑠璃がしたいって言うなら喜んでするわよ。で、なにかしら?」
「……そんなことまで、しないから……」
「あらそう。じゃあ、どんな事までしてくれるの?」
「……そ、それは……」
「普通に愛してくれるってところまでかしら」
「う、うん……たぶん……」
 やっと瑠璃はその気になってくれた。
「うれしいわ、瑠璃。それじゃあ、やり方は瑠璃に任せていいかしら」
「……うん」
「……あ、そのまえにひとつだけお願いがあるの。聞いてくれるかしら?」
「うん、なに?」
 流石に、言うのはかなり恥ずかしい事だけど。

「……めちゃくちゃになっちゃうくらいに、愛してね……」
「……うん、そうする……」


83 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 1 投稿日: 02/08/30 04:45 ID:4AaHVgmP
「姉さん、そこだと滑ったりすると危ないから、こっちにきて」
 言われるままに、浴槽の奥の方、壁とつながっている場所に座る。
 背中にひんやりとした感触。
「ふふっ、なんだか閉じ込められたみたい。もう逃げられないのね」
「……逃げるつもりなんてないくせに」
「まーね」
「それじゃあ、脚をさっきみたいにして……」
 言われた通り股を開き、瑠璃に奥までよく見えるようにする。
 自分からやるよりも、人にやってくれと頼まれたほうが恥ずかしいのはなぜだろうか。
 瑠璃はじーっと見ているだけで、触ろうとはしない。
「るり、はやくぅ……」
「やり方は任せるんだよね、姉さん」
「そ、そうだけど……」
「じゃあ、我慢してね」
 ふとももをぺろぺろ舐められ、そのまま股間へと舌を動かされる。
「…んぅ……」
 期待に声をだしてしまった。
 しかし、瑠璃の舌は肝心の秘所へは行かず、まわりをちょろちょろとくすぐっている。
「る、るりぃ……ひゃうっ!」
 唐突に、クリトリスをベロッと舐められた。
 しかし、一度だけでそこからは離され、ちろちろとまたまわりをくすぐりはじめる。
 ギリギリまで来たかとおもうと、すこしずつ離されていく。
「……るりの、いぢわる……」
「いつものお返しだよ」
 私はこんなに酷いことをした憶えなんてないんだけど。


84 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 2 投稿日: 02/08/30 04:46 ID:4AaHVgmP
 いったいどこでこんな技を覚えたんだろうか。
 そうおもうくらい、瑠璃の舌は絶妙だった。
 ……とくに、身体を焦らしながら性感を引き出すことに関しては。
「う、うぅ……」
 身体の奥がじんじんする。股間はもう蜜でとろとろになっている。
 けど、そこに直接さわってくれない。
「もうちょっと我慢してね、姉さん」
 しばらくアソコのまわりを愛撫していた舌が、だんだんと身体を登ってくる。
 が、それはおへそのまわりで止まった。
「…るり……そこは、だめぇ……」
「さっき、全身を好きに使っていいって言ったよね?」
「そ、そうだけど……やぁん……」
 おへそのくぼみを吸いあげられる。
「うあ…ひ……き、きもち、い……」
 舌が突き出されて、おへそをくりくりと動かされ、押される。
「や、だ、だめぇ……そんな…あんっ……」
「へえ、姉さんっておへそがよわいんだ……」
「う、うん……、そうなのよ……」
 ちょっと買ってみたローターをおへそで使うと気持ちよかった。
 クリトリスよりも弱めの快感だけど、なんだか安心できる感覚だった。
 それ以降、オナニーの前にはおへそを愛撫して、終わったあともローターをしばらく当てていたりした。
 そうしているうちに敏感になったらしく、おへそはそれだけで気持ちよくなれる場所になったのだ。

 ……授業中とかでも、おへそなら自分を慰めてるってばれないし。


85 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 3 投稿日: 02/08/30 04:55 ID:4AaHVgmP
「姉さんのおへそ、かわいい……」
 口を離され、おなか全体を手で撫でられる。
「…ん……」
 なんだかうっとりする気持ちよさに目を細める。
 ……もともと細目なほうだから、そうすると私はほとんど糸目になってしまう。

 くちびるにやわらかい感触。
 続いて口をあけられ、舌が入れられる。
 深い口付けだけど、お互いつよく求めたりはせずに舌を優しくふれあわせる。
 押しつけたりはせず、ふわっと軽く、くちびるを重ねる。
 ぺろぺろと舌を舐めあうけど、吸ったりはしないやさしいキス。
 それでも、きもちよくて溶けてしまいそう。

 どちらからでもなく、自然にくちびるを離す。
 唾液の橋がかかり、二人の間でぷつりと切れた。
「……いきなりね、瑠璃……」
「姉さんの顔が、すごく可愛かったから……」
「糸目になったときの顔のことかしら?」
 ちょっと恥ずかしい。
「うん。幸せそうな顔だったよ」
「そうかしら……じゃあ、言葉でたとえるとどんなのがあってるとおもう?」
「とろけるような、が一番あっているとおもうよ」
「見た時にそうおもったの?」
「……うん……本当にとろけちゃいそうな顔で、気が付いたらキスしてたんだ……」
 ちょっと困ったような、でも嬉しそうな顔をする。
 その顔がかわいくて、今度はこっちからくちびるを近づけていった


86 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 4 投稿日: 02/08/30 04:55 ID:4AaHVgmP
 ちゅっ、と軽くふれあい、じんわりとくちびるが気持ちよくなる。
 そのまますこし横にずらして、お互いが顔中にキスをする。
 顔に跡が残ると流石に大変なので、つよく吸うような事はできないけど。
「……ん………ひゃうっ……あん…」
 顔にキスをしあいながら、瑠璃はおなかを撫でていた手の指でおへそをいじってきた。
 指の腹とつめで刺激され、くすぐったさと気持ちよさが同居する。
 瑠璃は耳から首へとキスする場所を下げていき、そのため私はおでこや髪の毛にキスをする。
「ふぁんっ……いい、ぁ……」
 ちゅうっ、とわざと跡がつくように瑠璃はつよいキスをしてきた。
 くびすじから胸の上、肩とけっこう広範囲に口付けされる。
 だんだんとキスされる場所は下がっていって、またおへそに戻ってきた。
「…瑠璃……また、おへそ……?」
「うん。さっきは途中で姉さんとキスしちゃったから、もう一度」
 そういって、くちびるを押しつけてくる。
「…あ……」
 やわらかくって、あったかいその感触に思わず声をあげる。
 多分、今の私はまた糸目になっているだろう。
「ふぁっ…ん……」
 ざらっとした舌の感触。
 そのあとに、舌先でくすぐられる。
「ひゃあ…っん……ひ、ひぁぁぁ……うんっ……」
 ぞくぞくと背中がふるえる。
 ほんとうに、どうして瑠璃はこんなに上手なんだろうか。


87 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 5 投稿日: 02/08/30 04:58 ID:4AaHVgmP
「……ぁぁ…はぁ……っ…ぁ…はぁっ……」
 おへそへの愛撫に息が荒くなる。
「姉さん、ほんとうにおへそが弱いんだね……」
「そう、……っ、いったじゃ、ないのぉ……はぁっ…」
「すごく可愛い……姉さんでも、そんな表情できたんだね」
「どういう、いみよぉ……」
「……ほんとうに可愛いなって、おもった……」
「それはどうも……で、瑠璃にちょっと聞きたい事があるんだけど」
「なに?」
「どうしてそんなに舌技が上手なのかしら?」
 これは是非とも聞かなければならない。
「……え?」
「瑠璃の舌は、はっきりいって巧すぎるわ……いったいどうしてなの?」
「と、とくに理由なんてないと思うけど」
「……長瀬さんといつもキスしてるから、とかじゃないの?」
「そんなにいつもなんて、してないよ……」
「じゃあなんで? 誰としているのかしら?」
「……えっと……姉さん、じゃないかな……」
 ……私が原因?
「姉さん、僕に隙があればすぐキスしてくるでしょ」
 ……たしかに、そういう事もしているけど。
「それに、姉さんは1日1回以上かならず舌を入れてくるし」
 なるほど、一日一回以上か。かなりの回数になるのは当然だ。

「……私のせいで、こんなに上手になっちゃってたのね……」
「……僕のキスって、そんなに上手なの……?」
「ええ、とっても」
 自覚はなかったのか。


88 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 6 投稿日: 02/08/30 05:00 ID:4AaHVgmP
「長瀬さんにキスしたあととか、彼女しばらくぼーっとしたりしない?」
「……なんで知ってるの」
「大体わかるわよ。瑠璃のキスは凄く気持ちよくなるし、彼女、そういう免疫はあまりなさそうだもの」
 私だって瑠璃に無理矢理キスしても頭が溶けちゃいそうになっていたのに。
 しかも瑠璃は、彼女に対しては積極的に舌を使っているのだろうから。
 さっきのキスはそんなに積極的な舌使いじゃなかったけど、それでもものすごく気持ちよかった。
 はっきりいって、麻薬じみた気持ちよさだ。
「というわけで瑠璃、もう一度キスしてくれる? 今度は深く激しく」
「いいけど……というわけって、なにが……?」
「まあそんな細かい事はどうでもいいじゃないの」
「……わかったよ」
 瑠璃は溜め息をついてから、顔を近づけてくれた。
 私もこころもち顔を前にだし、瑠璃を求める。

「……ん……んむ……」
 くちびるが触れ合う。あいかわらず柔らかい。
 口を開き、瑠璃の舌を受け入れる。
 すこしざらざらしていて弾力があって、舌を触れあわせるだけでも気持ちいい。
「…む………んんっ……ん…」
 舌を絡められ、擦りあわされる。
 それだけでも、予想以上の快感だった。
 さらにほおの裏側や舌の裏などの粘膜が擦られる。
 かと思ったら、いつのまにか私の舌が瑠璃の口の中に導かれていて、甘噛みされたり吸われたりする。
 そんな細かいことは、キスが気持ちよすぎて気にしていられない。


89 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 7 投稿日: 02/08/30 05:04 ID:4AaHVgmP
 最初は瑠璃のキスがどれほどのものなのか、落ちついて感じようと思っていたのだけど。
「んっ、んぁっ…んんっ……むぁっ……」
 その気持ちよさに我慢ができなくなり、自分から積極的に舌を絡めていく。
 ずちゅ、ずちゅ、ずちゃ…といやらしい音がお風呂場にひびく。
「ぁむっ…ぅ…ん、むぅ……、んぁ……むぁっ…んぁぁっ……」 
 お互いの唾液を飲もうとするたびジュルっ、と品のない音がでた。
 口の端からはよだれがたれ流しになっている。
 腰がぬけそうなほどの気持ちよさと、背にぞくっ、とくる寒気のような快感。

 完全に、予想外の快楽だった。
 もう、なにも考えられない。

 あたまのなかは真っ白で、とにかく舌を絡める事だけを考える。
 私の身体が、ビクッと跳ねた。
「んっ…んっ、んんぁっ、むぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!」
 いままでで一番大きい、津波のような快感が襲ってくる。
 身体はピン、とつっぱりながら、がむしゃらに舌をからめる。

 もう、瑠璃がどうやって私を気持ちよくさせているのかもわからない。
 あんまりにも気持ちよくて、目の前までまっしろになる。
 もう、なにもわからなくなった。


90 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 8 投稿日: 02/08/30 05:05 ID:4AaHVgmP
 ……意識が覚醒する。
「ん……ふぅ…んぅ……む、んっ…」
 身体はぐったりしているけど、舌はまだ気持ちいい。
 声は息とともに、かってに漏れだしている。
 どうやら、一瞬の間――長くても数秒――気絶していたようだ。
 ただ私は、舌をだして瑠璃にされるがままにしていた。
「ん、……姉さん?」
 あたまがぼーっとする。
「姉さん、どうしたの?」
 肩をゆすぶられ、ようやく呼ばれたのに気がついた。
「……瑠璃、キス上手すぎよ……あんなの、反則だわ……」
「……え?」
「見事なまでにイっちゃって、気絶までしちゃったわよ。一体どうやったらそんなキスができるの?」、
「……そんなこといわれても、わかんないよ。でも……」
「でも?」
「僕も、きもちよかったよ……」
「そのわりに私、どう考えても責められっぱなしだったわよ?」
「そ、それは……気持ちよくて、ついいっぱいしちゃったから……」
「……そう。まあ、これで瑠璃のキスがものすごく危険だって事はわかったわね」
「そんなこと、ないと思うけど」

 いや、瑠璃のキスは絶対に危険だ。


91 名前: やっちゃえ瑠璃くんっ♪ 9 投稿日: 02/08/30 05:09 ID:4AaHVgmP

「まあ、とりあえずキスのことはともかく。次はどうしてくれるの?」
「……え、つぎって?」
「めちゃくちゃになっちゃうくらい愛してって言ったじゃない。次はどんなテクニックを見せるのかしら」
「て、テクニックとか言われても……」

「……それはともかく、瑠璃のこれすごくおっきくなってるわよ。成長したわね」
 隙をついて、タオルを剥ぎとって言う。
「や、やめてよねえさんっ」
「私は全部見せてるのに瑠璃が隠しているなんて不公平よ」
「……そんな」
「でも、そんなに張り詰めちゃって痛くないの?」
「……たしかにちょっと、いたいけど」
「さっき私はいったわよね、瑠璃は私の全身を使ってもいいんだって」
「……で、なにをするつもりなの?」
 ふふっ、さっきはいいようにやられたけど、今度はそうはいかないわよ。

「もちろん、瑠璃のアレを出させてあげるのよ♪」


                             多分続く・・・



92 名前: 17 投稿日: 02/08/30 05:13 ID:4AaHVgmP

こんにちは、あるいはこんばんは。もしかしたらおはようございます。
さすらいのほのぼの&エロ書きこと17です。
はい、これはえろえろですね。
といっても、よく見ればそんなにえっちなことしてないけど。
ふとももとおへそと、あとはキスくらい。かわいいものじゃないですか(爆)

瑠璃くんはあまりにも長瀬ちゃんシリーズで不憫なのでいろいろとやってあげたものです。
それと、拓美さんは実は受けも似合う人だという事が判明してしまいました。
やはり拓美さんの一人称だとエロ度が違う……というかえっちになりやすいです。

それでは次回、長瀬ちゃんかはじめさんか柳川さんか聖と往穂かその他だれかでお会いしましょう〜

……ああ、未完成のものがどんどん増えていく……


93 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 09:56 ID:NerClZ4t
>今スレで78の380氏

>初音くんの口から語られた話は、あまりに突飛で、まさに荒唐無稽の夢語りにも思えた。
>でも私には、その物語を笑い飛ばす事はできなかった。
「B-Bルートのその後」だそうです。
こんな感じで手がかりになりますかミスター。

>17氏
瑠璃くんキタ━(゚∀゚)━!エロエロな拓実さんも良いですが、
キスされてぼーっとしちゃってる長瀬ちゃんを想像して 激 し く 萌 え 。


94 名前: 新しい朝 投稿日: 02/08/30 21:26 ID:69IOjnYp
ジリリリリリリリ、カチッ……………
「ふぁあ」
朝の7時。
私はいうものように起きた。
けど違う。
今日から長瀬祐子は生まれ変わったんだから。
制服に着替え、洗面台で顔を洗い、髪を梳かす。
それが終ると台所へ行く。
あれ、お母さんがいない。
珍しく寝坊してるのかな。
しかたないので食パンをトースターに差込、焼き上がるまでの
暇つぶしにテレビをつけるとニュースがやっていた。
冷蔵庫から牛乳を出しつつ見ると
ニュースキャスターが少し顔を青くしながら原稿を読み上げていた。
『……市での意識不明者はこれによりほぼ市民全員ということになりました』
『警察では……』 プツン
まったく朝から物騒なんだから。
思わずテレビを消してしまった。
「お母さんもお父さんもどうしたのかな」
カタンッ
あっパンが焼き上がった。
しかたないなぁ、親子のよしみで起こしてあげよう。
「お母さん、お父さん、朝だよー」
私は満面の笑みと共に二人を高らかに呼んだ。

END


95 名前: 旧69(絞首刑決定 投稿日: 02/08/30 21:36 ID:69IOjnYp
はじめてのながせちゃん(銃殺
でしたが何故か例のエンディングです。
やはり性根が黒いせいでしょうか。
なにはともあれ本格的に逝ってよしな作品ですから通天閣で吊ってきます。
では(キュッ…ブラーーーン
(反転誰彼を書いてみたいなとか言ってみるテスト)


96 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:01 ID:A92SwhmH
うわ、黒ッ!
ある意味、これ以上ないくらい黒いです。

体育館倉庫で欲望に身を任せて、瑠璃くんをどうしちゃッたのだろうか(爆


97 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:05 ID:t1/uCIqa
>17氏
拓美さんの弱点はおへそ…(;´Д`)ハァハァ
瑠璃君、攻めキャラの素質もあったんですな。

>旧69氏
反転誰彼…読みたい奴がここに一人。お願いしてもいいですか?


98 名前: 前スレの380 投稿日: 02/08/30 23:33 ID:G5BWbMi+
突然ですが、前スレの続きを載せさせていただきます。
大量投下になるので、ご勘弁下さい。
>>93様、大変ありがとうございます。


99 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:34 ID:G5BWbMi+
「…リネットは裏切り者だから、…みんな、ぼくを恨んで当然なんだ。…ぼくは…裏切り者だから…」
「初音くん…」
「…リネットは、ぼく。初音として生まれ変わる前の、遠い昔のぼくの名前…」
初音くんの目から、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。
「…ぼく、みんなにひどい事をしたんだ。…なのに…なのに、またみんなに…ひどい…こと…」
…嗚咽で肩を震わせる初音くん。
もうそれ以上は、何も言えなかった。声を殺して、ただ泣きじゃくっていた。
私はそんな彼をそっと胸に抱き寄せると、言った。
「…リネットは悪くないよ」
「…ありがとう…お姉ちゃん…」
「彼はただ、人間との共存を望んでいただけ。…悪いのは、彼を利用して鬼に復讐を果たした次郎衛門。
彼女は、自分の愛した鬼が殺されてしまった事で、鬼たちを恨んでいた…」
「お姉ちゃん?」
目を紅くした初音くんがきょとんとした顔で私を見つめた。
「…どうしてかな。…私には解るんだ。そして、同じようにこうして泣いているリネットを見て、
 次郎衛門が自分の犯した過ちに気付き、それを悔やんだってことも…」
「…お姉ちゃん…?」
「…次郎衛門は一人きりになったリネットを見て決意するの。彼の心を踏みにじった罪を、
 自分の残された一生を奉げてでも償おうと…」
「…お…お姉ちゃん…まさか…!」
「そうして、いつしか次郎衛門は…心優しいリネットを…愛するようになったの…」



100 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:35 ID:G5BWbMi+
「初音くんの優しさは、…今も…昔も…全然変わらないんだね。私、そんな初音くんが大好きだよ」
「…えっ!?」
「そんな初音くんを見てると、…私、ずっとそばに居たいって思う。かつて、次郎衛門がそうしたように…」
「はじめお姉ちゃん…」
私は、呆けた顔で見つめる初音くんを、不意打ちっぽく胸に抱き寄せた。
そのまま、私たちは長い間抱き合った。二人を隔てた数百年の挟間を少しでも埋めるように…

「…ねえ、お姉ちゃん…?」
しばらくして、初音くんが訊いてきた。
「なに?どうかした?」
「…もう、いいかな…?」
私が『何を?』という表情で初音くんの顔を見下ろすと、こう言ったのだ。
「…もう、みんなどこかに行っちゃったし…お姉ちゃんと…その…さっきの、続き…」
「えっ!?」
私の顔が火をつけたように赤くなっていくのがわかった。
「…平気、かな…?」
「え…そ、それは…もう…大丈夫だと、思う、けど…」
言うが早いか、私は初音くんの手で床に寝かされてしまう。不意を突かれて思わず声が出た。
「はじめて…だったん…だよね…?」
うん、と頷く…でも、それは、きっと、初音くんも…
「…あれが初めてなんて、お姉ちゃんがかわいそうだから…」
そっと唇を重ねてきた。
「…は…初音くん…」
「…それとも、ぼくとなんかじゃ…嫌い?」
そう言って、じっと私の目を見つめる。



101 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:36 ID:G5BWbMi+
初音くんにこんな言い方をされて、断る事なんかできるわけがない。
「嫌いなわけ…ないよ…大好きな、初音くんだもの…」
「お、お姉ちゃん…」
初音くんはそっと腰を屈めると、もう一度キスをした。柔らかい唇を舐めるようなキス。
「…お、お姉ちゃん…」
そのまま初音くんは視線を下にずらすと、悲しげな目をして言った。
「…ごめん、お姉ちゃん。…初めてだったのに…あんな…ひどいことしちゃって…」
私の下半身には、脚のつけ根辺りから太股にかけて、乾いた血の跡が付いていた。
「…ちがうよ…私こそ…操られてたとはいっても、初音くんに…あんなこと…」
私は首を左右に振って謝罪を打ち消そうとする…実際、初音くんには何の罪もないのだから。
「それに…すごく痛かったけど、私…相手が、初音くんだったから…あんまり…ううん、全然辛くなかったよ」
本当だった。初音くんだった、ということがどれだけ私を救ってくれたか判らないくらいだ。
「…お姉ちゃん」
初音くんの目がじわり、と涙で濡れる。そして、その手がそっと私の胸に触れた。
なぜだか、ほっとする…というか、安心する…というか、とにかく、そんな感じがした。
「お姉ちゃん…」
初音くんは私の胸の膨らみに手の平を被せると、そのままふにふにと揉み始めた。
「あっ…」
心地よい刺激に身体がぴくんと震える。
「あっ、ごめん…痛かったの?」
「…ち、違うの、初音くん…その、恥ずかしかったし、あと…その…………きもち…よかった…から…」
「よかった…とっても柔らかいよ、お姉ちゃんの胸…」
ふにふに。



102 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:36 ID:G5BWbMi+
肌がうっすらと紅みを増して、桜色をした胸の突起がむくむくと起き上がってきた。
初音くんは、それを指で軽く摘んだ。
「ひゃぅっ!」
触れた瞬間、びくっ、と身体が弾む。初音くんが手を戻そうとするのを押さえる。
「…続けて…」
言われるがままに初音くんは私への愛撫を再開した。
両手の人差し指で転がすように乳首を撫でる。神経がそこに集中するような感覚。
「…きれいだよ、お姉ちゃん…」
「…あっ…はあっ…」
自然と頬が赤くなる。体温が急に上がったような気がした。
「気持ち…いい?」
「…えっ…あ…」
「…それとも…よくないの…?」
顔に斜が掛かったように悲しげな顔をする初音くん……かわいい…
「…き…気持ちいい…」
「よかった…」
初音くんは目を細めてかわいらしく微笑むと、私に覆い被さるように倒れ込んで、キスをした。
「…もっと、よくしてあげる…」



103 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:37 ID:G5BWbMi+
初音くんは左手を胸から離すと、空いた方の乳房に顔を埋めて、ぺろぺろと乳首を舐めた。
「…は…初音くん…」
私は、ついうっとりとしてしまう気持ちを抑えて、初音くんの頭を抱いた。
初音くんに乳房を触られ、乳首を舐められているという事実が私をさらに陶酔させていく。
この腕を通して感じられる、次第に強くなる初音くんの息遣いも私の気持ちを昂ぶらせるのに充分だった。
私の胸を愛しながら、初音くんの手が、胸から腰をゆっくりと這うように伝って、太股に触った。
「あっ…」
思わずきゅっ、と両脚を閉じてしまった。初音くんが乳首から口を離す。
「…お姉ちゃん…だめ…」
「う…うん…」
初音くんの言葉にどうにか頷くと、おそるおそるに脚を開いた。
初音くんの手が太股の内側をゆっくりと這い上がって、私の大事な部分へと近付いてくる。
「…あっ……ああっ…」
操られていた時とは違う、暖かい感触に自然と身体が捩れる。そして、指が秘裂に触れた。
「んああっ…」
身体がぞくぞくと震える。指は秘裂の上をなぞる様に這うと、そっとそれを開き、壁の内側を擦る。
「…お姉ちゃん……濡れてるよ…」
ぬるりとした熱い液が、奥から染みだしていた。
「…い…いやぁ…恥ずかし……」



104 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:38 ID:G5BWbMi+
初音くんの指が私の花弁をやさしく撫でさすっている。
「ごめんね…痛かったよね…」
それはきみのほうだよ、と言いたくて、でも言葉は出なくて、だからただふるふると首を左右に振った。
「今度は…ぼくが、きもちよくさせてあげるね…」
指を愛液に絡めて滑らせると、ゆっくりと奥へと侵入する。
「…んあぁっ!初音くんっ!」
指は恥窟を刺激しつつ、秘裂の上の突起を愛撫する。しばらくして、初音くんの指がそれを軽く摘まんだ。
「あぁっ、だめぇっ!」
「…ここ…いいの?」
いいとかそんな事じゃなかった。電気が流れたみたいな、強く頭を打ったみたいな…とにかくそんなだった。
初音くんはくるくると円を描くように突起を転がした。訳がわからなくなって、私はとにかく初音くんにしがみついた。
「お姉ちゃんのここ…ぴくぴく震えて…すごく固くなってる」
「いやあっ、は、初音くんっ、だめ、だめぇっ!」
くにくにくに…。
構わず初音くんはいじり続けた。
「…ひあっ…はうぅ…」
初音くんにしがみついたまま、身体がかくかくと小刻みに震えた。
「…そんなに、よかった…?」
手を止めて初音くんが訊いてきた。そのまま続けてほしかったな、とほんの少しでも思った事に気付いて、
かぁっ、と顔が赤くなる。はぁはぁと荒ぐ息を吐きながら、そっと頷いた。
初音くんは指を滑らせて、秘裂を撫で上げた。ちゅっ、と恥ずかしい水音が上がった。



105 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:39 ID:G5BWbMi+
秘窟に、初音くんの指が差し込まれた。
「…あぅっ…」
ぐぐっ、と熱が奥へ押し込まれ、膣壁を擦るたびに、びくびくと身体がそれに合わせて震える。
思わず喘ぎ声が上がる。それでさらに私の秘窟は強く指を締めつけようとする。
私は今、初音くんに愛されている。それを思うだけで充分だった、こんなに幸せな事はなかった。
だけど、私一人だけ気持ちよくなるなんて、すごく嫌だったから。初音くんにも幸せになって欲しかったから。
…ひょっとしたらもっと恥ずかしい理由だったかもしれないけれど。
「…は、初音くん。その…も…もう、そろそろ…いいよ…」
…ちょっとぎこちなかった。
初音くんは「…わかった…」と言うと秘窟から指を引き抜いた。ちゅるっ…といやらしい音がした。
「んっ…」
ほんの少し切なくて声が出てしまう。
初音くんはわたわたと慌てながらズボンとパンツを一緒に脱ぎ落としてしまった。
……!…………うそ……!…………
「…こ…こんなに…お、大きいのが…さっきも……?」初音くんのことも忘れて、思わずじっと見入ってしまった。
「その、お姉ちゃんで、興奮して…それで……あ、さ、触っても…いい…よ?」
初音くんの手が私の手をそこに導いた。……あ………熱い……
何か初音くんが言っていたらしいけれど、私は初音くんのものを握り締めるのに夢中で気付かなかった。
「…これが、私の中に……入るんだね」
「…今度は、あんまり痛くないようにするからね…」
ううん、と首を左右に振って答える。
「もう…大丈夫だから………よろしくお願いします、初音くん」
それにあわてて初音くんも「こちらこそ、お姉ちゃん」と答えると、身体を床に横たえた。



106 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/30 23:40 ID:G5BWbMi+
「…お姉ちゃん…きて」
そう言いながら両腕を開く初音くん。私はその優しく微笑んだ顔と身体のギャップがおかしくて吹きだしてしまった。
「わ、笑わないでよっ」
「ふふふっ…だ、だって、初音くん、なんか、変なんだよ…あははっ」
「も、もうっ、ひどいよお姉ちゃん…」
いじけてしまった。
「あ〜っ、ごめんごめん!怒んないで、ね?」
多分、今、顔、真っ赤なんだろうなぁ、なんて思いながら笑った。
私は口の中にたまった唾を飲み込むと、おそるおそる初音くんの身体を跨いだ。
初音くんは仰向けのままで私のほうへと手を伸ばして、秘裂の回りをそっと撫でた。
「あっ…」
かくっ、と膝が折れそうになって、ちょっとよろけてしまった。初音くんの腕が私の腰を支える。
と、その腕がゆっくりと私の腰を下ろしていく。
「…このまま……するよ…」
「…う……うん」
初音くんのものを導くように、その先端を秘裂にあてがった。
少し腰が下りて、くちっ、と淫音が立つ。
「…んんっ」
私は、今から私を抱こうとするひとの顔をじっと見据えていた。
ずっと…本当の弟のように思っていた初音くん。可愛くてたまらなかった小さなお友達だった。
でも、もう弟なんかじゃない。私の愛する、たった一人の大事なひとなんだ。
「…いくよ……」
初音くんの言葉に私は、小さくうん、と頷いた。



107 名前: 前スレの380 投稿日: 02/08/30 23:44 ID:G5BWbMi+
…というわけで初音くん編を書かせてもらってるわけなんですが…
長いし駄文だしで本当にもう・・・すいません。今月中に全部終わらせますので、
待って頂いてる方、あと1455分でケリをつけますのでそれでお許しください。
それでは回線吊って首切ってきます…


108 名前: 旧44 投稿日: 02/08/31 01:20 ID:jHSopwnH
>107
激しくイ`。というか楽しみにしてます。
初音クン×はじめさんハァハァ、と(笑


>95
これは、黒い…カナーリ黒いけど…イ`と言っておきます(笑
そして、反転誰彼…実は漏れ、誰彼殆ど未プレイ同然なのですが
それでも読んでみたいです(笑)


更なるネタ出し+奏さんへの詫びの為に吊ります…


109 名前: 性根が黒いぞ旧69 投稿日: 02/08/31 03:32 ID:ixdHVuWq
>53−57
面白かったです。
敗北の膝枕(笑

>107
切っちゃダメー(笑
初音くんとはじめさん、ファイトッ(ぉ

>17氏
えろえろですねー(マテ
裕美さんはすごいですねー色々と

>旧44氏
奏さんついに告白ですね。
改めて萌えました。

(反転誰彼……御堂さんを色々いじくるかm(パンッ(銃殺


110 名前: ある日、屋上で 1 投稿日: 02/08/31 06:13 ID:ZX6618WB
 今日も今日とて授業が終り、屋上にいく。
 もちろん、瑠璃くんと一緒に。
 あいかわらず誰もいない屋上。ふたりっきりになれる場所。
 誰にも邪魔されずに、瑠璃くんに甘えられる場所。

 ……たまに、月島さんが乱入してくるけど。

 でも、わたしたちが三年生になってから、つまり月島さんが大学に入ってからはほとんどこない。
 大学が休みの日になぜか制服を持ち出してたまに顔をだすくらいだ。

 一切こないほうでくれるほうがいいけど。

 まあ、それはともかく。
「ねえ瑠璃くん、こんどの日曜は空いてる?」
「うん、とくに予定はないよ」
「じゃあ、家に遊びにいっていい?」
「歓迎するよ、長瀬ちゃん」
 やった、これで次の日曜日は瑠璃くんに一日中甘えてられる。
 今からでもすごく楽しみだ。
 自然と、顔がゆるむ。

「ありがと、瑠璃くんっ」
 わたしは瑠璃くんに抱きついた。


111 名前: ある日、屋上で 2 投稿日: 02/08/31 06:15 ID:ZX6618WB
「わっ、な、なに?」
 意表をつかれながらも、瑠璃くんはちゃんと受け止めてくれた。
「ふふっ、わたしに抱きつかれて嬉しい?」
「……うれしいけど、その……恥ずかしいよ」
「まあまあ、ここなら誰も見てないからいいよね」
 そういって、腕に入れる力を強くする。
「……長瀬ちゃん、なんだか姉さんに似てきたね……」
「あう……それは言わないで……」

 最近ちょっと自覚症状はあったけど、言われるとショックだ。
 でも、甘えられるときには充分に甘えたい。
 そうしないと瑠璃くんを拓美さんに取られかねないので、積極的になるしかないのである。

「……あったかいね……」
 それは気候のことだったのか、それとも体温のことだったのか。
 言った自分でもわからなかった。
 ほわほわとした春の気温と、男の子にしては細い瑠璃くんの身体と。
「……しあわせって、こういう事なんだろうね」
 その通りだとおもう。
 少なくとも、今はものすごく幸せだ。
 ずっとこの瞬間が続けばいいなっておもうくらい。


112 名前: ある日、屋上で 3 投稿日: 02/08/31 06:15 ID:ZX6618WB
「ね、瑠璃くんのほうからもぎゅってしてよ」
「……いいの?」
 こういうときに遠慮しちゃうのは瑠璃くんの悪い癖だ。
「お願い、なんだけど……」
 言外にちょっぴり非難をいれて。

 背中と肩に手がおかれる。
 瑠璃くんの体温がじんわりと伝わってきた。
 わたしは目を閉じて待つ。

 ぎゅっ。

「んっ……」
 最近、すこし大きくなってきた胸が押しつぶされて気持ちいい。
 瑠璃くんの身体に擦りつけるように動き、瑠璃くんを感じる。
「な、長瀬ちゃん……?」
 ふとももを瑠璃くんの脚と触れあわせる。
 なんだか、誘惑しているみたい。
 甘い感覚が身体に広がる。

「ねえ、瑠璃くん……わたし、いつまでもこうしていたい……」
「……うん、僕もだよ」


113 名前: ある日、屋上で 4 投稿日: 02/08/31 06:16 ID:ZX6618WB
 お互いの顔がすごく近くにある。
 さっきから、むねがどきどきしっぱなしだ。
 恋人どうしが抱きあって、顔が近くにあるとすればする事はひとつ。

「……キス、しようよ……」
 できる限り、甘えた声で。
「……うん」
 瑠璃くんはこういった事に関して、自分からは滅多に言ってこない。
 もっと甘えてくれてもいいのに、と思う。
 それに、こういう事を言うのはかなりはずかしいし。

 目を閉じてあごをすこしだけあげる。
 胸の鼓動が聞こえてしまうんじゃないかというくらい、大きくなる。

 くちびるが触れて、瑠璃くんの体温が直接つたわってくる。
 きもちいい。
 いわゆるフレンチ・キスというやつだ。

 最近、瑠璃くんとキスする回数が明らかに増えている。
 あんまりにも気持ちよくって、つい求めてしまうから。

 まあ、好きな人とはいつだってキスしていたい、なんて思っているんだけど。


114 名前: ある日、屋上で 5 投稿日: 02/08/31 06:16 ID:ZX6618WB
 くちびるが離された。
 名残惜しい。もっとして欲しい。 
 それと、どうせなら……

「……深いキスのほうが、よかったな……」
「……え?」
 言ってしまってから、何を言ったのかに気付いた。
 顔が熱くなる。
「長瀬ちゃん、深くしてもよかったの?」

 ……瑠璃くん、その質問すっごくはずかしいんだけど。

「う、うん……深く、いっぱいしてほしかったの……」
 考えただけで、じゅんっ、と身体がうずいてしまう。
 はずかしくて顔をあわせられない。
 肩に顔を埋めると、さらっとした瑠璃くんの髪がほおにかかった。
 男の子なのに、なんだかいいかおり。
「……るりくんは、そういうのイヤ……?」
 こんなところでディープキスなんて、やっぱり嫌だろうか。
 その答えは、予想していたものとはまったく違うものだった。

「ううん……僕も、そうしたかったよ……」


115 名前: ある日、屋上で 6 投稿日: 02/08/31 06:17 ID:ZX6618WB
「ほんとうに?」
「う、うん……」
「……じゃあ、なんで深くしてくれなかったの?」
「そうしたら、長瀬ちゃんが嫌がるんじゃないかなっておもって……」
 瑠璃くんは人を心配しすぎだと思う。
 でもそうおもうってことは、とてもわたしを大切にしてくれてるんだなってことて。

 ちょっとだけ、涙がでた。

「……瑠璃くんのばかぉ。そんなこと、気にしなくてもいいのに……」
「……うん、ごめんね」
 謝ることなんて、ないのに。
「……キス……」
「え?」
「……キス、して。舌を入れたりするのをいっぱい。そうしないと許してあげないんだから……」
「……わかったよ」
 苦笑して、くちびるをあわせてくれる。
 ゆっくりと、おしりから背中、あたまと順番に後ろに倒れこむ。

 あおむけのわたしに瑠璃くんが覆い被さる形になった。

「ん…んん……」
 下くちびるを甘噛みされる。
 その感触に、たまらずわたしは口をあけた。
 隙をついて瑠璃くんの舌が口内に入ってくる。

 ……いったい、そんな技をどこで覚えてくるのだろう?


116 名前: ある日、屋上で 7 投稿日: 02/08/31 06:18 ID:ZX6618WB
「んふぅ…んぁ……ん、んん……んく……」
 舌がからみあってから、わたしは瑠璃くんのされるがままになっていた。
 なんでこんなに気持ちよくなっちゃうんだろうってくらい、いい。
 股が、濡れてくるのがわかる。
 きっと股間は、ぐじゅぐじゅの洪水になっているだろう。
「……ん、んんぅ……ぷぁ、……ん、…む……」
 もっと気持ちよくなろうとして、身体全体を精一杯押しつける。
 瑠璃くんはわたしの様子に戸惑いながらも、舌の動きを止めない。
 吸われたり、擦られたりする。
 ほぼ無意識に股間を擦り付け、ぴちゅ、ぴちゅっと音がたつ。 
 スカートも濡れてしまったかもしれないけど、腰の動きはとまってくれない。

 あいかわらず、瑠璃くんとのキスは危険なくらい気持ちいい。
 なんどか強引に月島さんに舌を入れられたりしたけど、瑠璃くんのほうが上手だとおもう。
 優しいのに激しく、全身が痺れる。
 瑠璃くんには秘密にしてるけど、こういうキスだけでイっちゃったことも何度もある。
 今日みたいにわたしが倒されたりしているときは、まず必ずイってしまう。
 押さえつけられているこの態勢だと、不思議と普通よりも感じてしまうから。
 もしかしたらわたしには、SMのMとかそういう願望があるのかもしれない。

 相手が瑠璃くんじゃなきゃ絶対に嫌だけど。


117 名前: ある日、屋上で 8 投稿日: 02/08/31 06:20 ID:ZX6618WB
「…っんぁ! …ふぅ、んっ……んっ、んっんっ…んんっ!」
 段々と快感の波がやってきた。
 イってしまう前兆だ。
 腰をはしたなく突きだし、ぐりぐりと押しつける。
 はずかしいけど、とっても気持ちいい。
 ぎゅうっと瑠璃くんが体重をかけて抱き締めてきた。おっぱいが服ごと押しつぶされる。

「んっ! んむぅぅっ!!! んんんんんぅっ!!!」

 なにがなんだか、わからないくらいすっごくなった。
 わたしは全力で瑠璃くんに抱きつく。
 気持ちよすぎて泣いていたかもしれない。

「ん、んん……、んぅ…ぷあっ」
 くちびるが離れた。
 どうやら、わたしがイってしまったのがわかったらしい。

 それにしても……気持ちよかった。
 そのまますぅすぅと眠りたくなるのを、場所が場所なので我慢する。
 そのかわり、瑠璃くんの胸に顔を埋めた。
 あたまをきゅっと抱きしめられる。

「……ありがと、るりくん……」
「長瀬ちゃんって、けっこう甘えんぼさんなんだね……」
「くすっ、今ごろ気付いたの?」
「うん……」


118 名前: ある日、屋上で 9 投稿日: 02/08/31 06:21 ID:ZX6618WB
 ……あったかい。
 今日でよくわかったけど、もうわたしは瑠璃くんから離れることはできないと思う。
 キスが云々というわけじゃなくってその優しさとか、全部含めて。

「ね、るりくん……」
「なに、長瀬ちゃん」
 はずかしいけど、これだけは言わなくちゃいけない。
 まあ、言わなくてもわかってるとは思うけど、念のため。

「……ちゃんと、わたしの責任をとってね……?」
 それは、プロポーズのことば。
「……うん、ずっと一緒にいようね」


 春の気候も、瑠璃くんの体温もあったかい。
 自然と心もあったかくなって、しあわせな気持ちになってくる。

 まだまだ人生は始まったばかりともいえるし、これからいろんなことがあると思う。
 けれど、わたしは絶対この人の手を離さないだろう。

 大好きなこの人と一緒にいることが、なによりも幸せなのだから。


                              〜FIN〜



119 名前: 楽屋裏(と言ってもいいのか?) 投稿日: 02/08/31 06:22 ID:ZX6618WB
「またえらく長いものが……最近、長くしすぎじゃない」
「前回は13とあとがきだったよね、途中でタイトルがちょっと変わったけど」
 やっちゃえシリーズの事である。
「……今回もおまけとこれを入れると12だからあんまり変わらなわよ」
「まあ、今回は前回のと違って続きものじゃないし、いいじゃない」
「そういえば作者さん、最近連日で書いてるね」
 頑張りました。
「たしかに珍しいわね。あのぐーたらがこんなにいっぱい書くなんて」
「……あの、そこまで言わなくてもいいんじゃ……」
「なあに長瀬さん、今回幸せだからってあんなヤツをかばうの?」
「い、いえそういうわけじゃあ……でもまがりなりにも作者ですし……」
「……だいたいあの無理矢理ほのぼのな終わり方は何なのよ。しかもFINとかつけちゃってさ」
((……愚痴っぽくなってる……))

「それにしても、今回も絶好調だったわね、キス魔の瑠璃?」
「キ、キス魔って……」
「瑠璃くんは見境なくキスしたりなんてしないけど、キスが上手すぎるよ……キス魔って言われても仕方ないかも」
「長瀬ちゃんまで……」
「一度知っちゃったら、もう忘れられないわよね、アレは」
「ええ、そうですね」
 ふたり、思い出してほうっと溜め息。

「……まあ、いいわ。後でしてもらえばいいんだもの」
「そうですね。じゃあ、そろそろおまけに移りましょう」
 瑠璃くんも大変だ。羨ましいけど。
 では、おまけをお楽しみください。


120 名前: (おまけ) ある日、屋上で11 投稿日: 02/08/31 06:24 ID:ZX6618WB
「……あ……ど、どうしよう……」
 なんだか、長瀬ちゃんが困っているみたいだ。
「どうしたの?」
「あ、あはは……スカートまでびしょびしょになっちゃった……」
「……え」
 たしかに、スカートの股間のところに黒い染みができている。
「それに……気持ちよすぎて腰が抜けたみたいで……たてないの……」
「そ、そうなんだ……」
「うん……それと、瑠璃くんのズボンもよごしちゃった……」
 ズボンは黒いのでよく見ないとわからないが、確かにちょっと濡れていた。
 顔が赤くなる。
「き、気にしないでいいよ。よく見ないとわからないくらいだから」
「……うん、そういってくれてありがとう……でも、どうしようか……」
「あ、あのさ、長瀬ちゃん……僕がおんぶしようか?」
「え、いいの?」
「うん。そうすれば、スカートの濡れたとこも見えないと思うし……」
 長瀬ちゃんは赤くなった。
「瑠璃くんのえっち……」
「え、えっちって……」
 ちょっとショックだ。
「で、でも……仕方ないよね……うん。じゃあ、お願いするね……」
「う、うん。じゃあ、つかまって」
 肩に手を置かせ、よいしょと持ち上げる。
「お、重くないかな……?」
「大丈夫だよ」
 あまり力のない僕でも持てるくらい長瀬ちゃんは軽かった。


121 名前: (おまけ) ある日、屋上で12 投稿日: 02/08/31 06:26 ID:ZX6618WB
 長瀬ちゃんの家よりも僕の家のほうが近いので、とりあえずそこまで運ぶ事にした。

 女の子の身体って、やわらかい……
 長瀬ちゃんのふとももを手にもって、おんぶしながら思う。
 ふよふよと、背中につつましいけどやわらかいふくらみがあたっている。
 肩には、吐息がかかってくる。
 髪の毛が顔にかかり、さらさらしている感触がある。

 ……すっごく危険な感じがする。
 振りかえって見ると、長瀬ちゃんは目をとじていた。
「……くー」
 すやすやと、寝てしまっている。
 僕は欲望を振り払い、はやく家に帰ろうと急ぎ足になった。
 何事もなく、幸運にもほとんど人に会わずに家についた。
 ……まあ、少しの人には見られたのだけど、しかたない。
 玄関のドアをあける。姉さんはもう大学から帰ってきていたらしく、鍵はかかっていなかった。

「ただいま」
「おかえりなさい、瑠璃。……で、その背中の長瀬さんはなにかしら?」
「こ、これはその……」
 姉さんはなにを思ったか、いきなり長瀬ちゃんのスカートに手を入れた。、
「ちょっと失礼……あら、びしょびしょ。さては学校でいろいろとやってたのね」
 ものすごく楽しそうに姉さんは僕をからかう。
 なんというか、間違っているわけではないのでなにも言えない。


 結局、それからしばらくの間はその事でいろいろからかわれ続けたのだった。


122 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 11:29 ID:FnaVdG4r
>>110-121
(・∀・)b グッジョブ!
キスシーンだけでここまでエロエロになるとは…(;´Д`)ハァハァ


123 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 16:29 ID:z8pf4f7d
「んっ……」
ぐ…ぐぐぐっ……
「あうぅっ…」
先端がずるっ…と、滑るように秘裂の中に入り込んでくる。弾けるように身体が仰け反った。
不意に脚を開いた瞬間、体重がかかって、私の腰はずぶずぶと初音くんのものを飲み込んでいった。
「…うぅ…うああぁぁっ……」
根元まですべて埋まった。私の一番奥にまで初音くんがとどいて、こつん、と身体の中に響いた。
「…あっ…ああっ……」
仰け反ったままだらしなく開いた口から涎が垂れる。あまりの痛みに目の前がちかちか光った。
初音くんは私の両手を掴んで手前に引いた。
「ひゃぁっ…」
「あ…痛い……?」
とても心配そうに、初音くんが私の顔を覗きこむ。……とても痛い。ものすごく痛い。
でも、私が伝えたいのは、そんな言葉じゃない。肩で息をしながら仰向けになっている初音くんを見下ろして言った。
「んん……だいじょうぶ…」
初音くんの顔がぼやけている。…ちょっと、無理があったかな……あはは…
「…おねえちゃん……お姉ちゃん…!」
「…あっ、あっ、まだ…お、おっきく…なるぅ……」
「あっ、ご、ごめんね、お姉ちゃんっ!」
「くふぅっ……」
私の身体で気持ちよくなってくれる初音くんがうれしくて、膣で大きくなる痛みもどうにか堪えられそうだった。



124 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 16:30 ID:z8pf4f7d
だけど、初音くんはしばらくそのままで動かなかった。きっと私の身体を心配してくれているんだろうと思う。
そんな初音くんの優しさが心地良かった。でも、私は初音くんを気持ちよくしてあげたかった。
両腕を預けたまま、脚の力だけで腰を持ち上げた。膝はがくがく震えるけれど、気にしない。
「お、お姉ちゃん…?」
急に動いたからびっくりしているらしい。目を見開いて私を凝視している。
「…こ…今度は…んっ…私が……初音くんを…んふっ……気持ち…よく…して…あげるね…」
ゆっくりと腰を上下させる。初音くんのものが私の中で擦れて変な感じがする。
「お姉ちゃん…うん、いいよ。とっても…とっても気持ちいいよ…」
「……ほ…ほんと?」
「うん…」
「…よかった……じゃ…じゃあ、もっと……ふぁっ…気持ち…よく…させて…くぅんっ……あげ…んっ」
急に腕を引かれて前のめりに倒れると、キスで唇を塞がれた。
初音くんの腕に抱きかかえられたまま、少しずつ腰を打ちつけられる。
「…んっ…んっ…んんぅっ…」
吐息が漏れる。唇を離して、身体を起こす。身体を初音くんに預けようと思った。
初音くんはゆっくり、そして徐々に早く、腰を動かし始めた。
しばらく早く動いた後、いったん動きを止めてじっと身体を慣らす。そしてまたゆっくり動き出す。
まだ少し痛かったけれど、泣き叫びそうになるのを唇を噛んで我慢した。
自分が痛くなくなるようにそうしてくれているんだ、と思えば、これくらい何でもなかった。
何度かそうやって繰り返しているうちに、だんだん痛みが和らいできて、
その代わりに、痺れるような切ないような、そんな感覚が腰のあたりから広がってきた。



125 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 16:31 ID:z8pf4f7d
「…ん…んふっ…」
鼻にかかった吐息が部屋の中を埋め尽くす。
時々乳首や太股に触れる初音くんの手が、また別の刺激を生んで身体を満たしていく。
「…お姉ちゃん、我慢しないで…声、出していいよ…」
「あっ…ああっ……は、初音くんっ……気持ち…い…い……」
声のトーンが上ずる。
初音くんは私のお尻を掴んで、もっと深く、優しく、腰を突き進めた。
「…う…うああっ……はつね…くぅん……」
この時、私は気が付かなかったけれど、両足を閉じたり開いたりを繰り返していたらしい。
そうやって、初音くんのものを奥へ奥へと誘っていた…つまり……感じて、いた……らしい。
「…お姉ちゃん…きれいだよ…大好き……」
「…!」
突然の飾りっ気のない素直な愛の告白に、つい顔を真っ赤にして俯いてしまう。吐息を熱く絡めながらお返し。
「…わっ…わたしも…初音くん…だっ…大好き……」
初音くんの腰の動きが早まった。
熱くて、狭くて、たくさんの愛液でぬるぬるに蕩けるような秘窟の中を、初音くんのものが激しく行き交う。
「…おっ…お姉ちゃん…ぼ…ぼくっ…」
初音くんが息を荒げて訴えかける。
「…ぼく…変だよぉ……」
初音くんのものが私の中で今までにないくらい硬く、びくびくと暴れている。私の秘窟もひくひくと痙攣して
淫らな液をとろとろと垂れ流し、初音くんをより強く感じようとする。
「…初音くんっ…はつねくんっ…!」
私は夢中で初音くんと手を繋いだ。



126 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 16:32 ID:z8pf4f7d
「…おねえちゃんっ…ぼっ…ぼく…なんだか……こっ…こわいよ……」
初音くんは、もうすぐ絶頂を迎えそうだった。そして、私も…
「…は…はつねくん…わたしも…わたしもっ……!」
初音くんは私の腕を掴んで、ずっ、ずっ、と腰を上下に突き上げた。
「あっ、あっ、あっ…」
私は首を左右に振って急速に高まる快感を受け入れていた。
「…も…もう…抜かなきゃ…」
初音くんが私の腕を振り解こうとした。
「…だめぇ…」
私はその手を離さなかった。
「…抜いちゃ…いやぁ…」
初音くんを愛したかったから。
「…で、でもっ…」
―初音くんのことが好きだから。
「…は…はつねくん…お願いだから……さっ…最後まで…中に…わたしの…中にいて…」



127 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 16:33 ID:z8pf4f7d
それを聞いて、初音くんの動きが突然激しくなった。
「おっ…おねえちゃんっ……!」
「はっ…はつねくんっ……!」
私たちはお互いの名前を呼びながら求め合った。遠い遠い時間を超えて。
「…おねえちゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!」
今までで一番強く腰を突き上げられた瞬間、初音くんは思いの丈をぶつけるかのように激しく射精した。
ビュクン、ビュクン、ビュクン、ビュクン…
熱い精液が、私の秘窟を灼き尽くし、蕩けさせるかのように注ぎ込まれた。
「…はつねくう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!」
夢が急に覚めたような、限り無い快感を伴った墜落感、それに襲われた。
糸が切れたように初音くんの身体の上に倒れる。
秘裂がびくんびくんと痙攣して、残った精液が放たれるのが分かった。
私も初音くんも、二人ともしばらくそのままで震え続け、この長い絶頂を共有した。
白く閉じていく意識の中で、私はこの上ない満足感を味わっていた。



128 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 16:36 ID:z8pf4f7d
…というわけで初音くん編の続きを書かせてもらってるわけなんですが…
あとちょっとで終わりますから、どうか辛抱してください。
どうにかしてあと444分で終わらせますから…
それでは回線切って首切ってきます…ごきげんよう。


129 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 17:51 ID:NFpBSnox
あえて444分ってのが(・∀・)イィ!

がんがれ〜


130 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 20:49 ID:CWUMRQkx
私たちは長いキスを交わした。
二人は息が苦しくなるまでその唇を重ね、互いの唇を吸い合った。
キスが終わると、初音くんは私の中からゆっくりと抜き出した。
私が身体をぴくぴくと震わせながらそれをずるり、と引き抜くと、二人の性器の間に
ねっとりと絡む液が光って糸を引いた。
少し遅れて、私の中から精液と愛液、そしてそれに血の交じった桃色の液体がとろりと漏れ出した。
「「…ふう……はあ……はあ……」」
荒い息をついてぐったりと仰向けに倒れている初音くんと、それに重なるように身体を預けている私。
火照った身体に、床のひんやりとした感触が心地良い。
しばらくあって、ふと、あることを思いついた。
重い身体を動かして、顔を初音くんの腰のあたりに近づける。それはまだ二人の僥せの跡で斑に濡れ、汚れていた。
濃い匂いにまた頭がくらくらしそうだった。太股の方がむずむずする。
初音くんはまだ気付いていない。
意を決して初音くんのそれに口を寄せると、ぺろり、と舌を這わせて桃色の淫液を舐め取った。
「ひゃうっ!?」
びくんっ!と身体を弾ませて上半身を起こす初音くん。
「お、お姉ちゃん…!?」
「…は…初音くん…じっとしてて…私が…きれいにしてあげるから…」



131 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 20:50 ID:CWUMRQkx
こんなこと、もちろんやった事がなかった。どうしてやろうと思ったのかも分からなかった。
きっと、初音くんに気持ちよくなってもらいたかった、それだけだと思う。
初音くんのものを手で支えて、舌でつうっ、と舐め上げた。
「…んっ」
初音くんの身体がぶるっと震える。
「…んん…んむっ…あむっ…」
拭い取るようにそれを舐め続けた。いいやり方なんて分からなかったから、ぎこちなかったかもしれないけど。
「…お…お姉ちゃん…すごく…気持ちいい」
しばらくそうやって初音くんのをきれいにしていると、
「…お姉ちゃん…ちょっと、待って…」
そういって私の下になるように身体をもぐりこませた。なんだろう、と思った瞬間。
「きゃうっ!?」
初音くんが私のあそこからさっきの桃色の液を指で掻きだしていた。
「お姉ちゃんの中から…ぼくのが…あふれてる…」
指が中に入ると、ぴちゃぴちゃと水音が鳴った。
「…い…いやあぁ…」
初音くんは私のあそこを弄り続けた。お返しとばかりに初音くんのものを舐める。
舌に唾液を絡めて、根元から先端までを這わせるように舐め上げ、先端に滲んできた透明な液を吸い取る。
初音くんがびくびくと腰を震わせて喘いでいるのが堪らなくて、もっと濃厚な愛撫をする。
口を開けて、また大きくなった初音くんのものを咥えた。



132 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 20:50 ID:CWUMRQkx
「お…お姉ちゃんっ…そんな…だめぇっ…」
唇で外側を扱きながら、舌先で敏感になった先端を「拭いた」。
そのお礼をするみたく、初音くんはいやらしい液に濡れそぼった指で私のお尻の穴を弄った。
「…あうっ」
初めての刺激に顔を上げて後ろを振り向くと、上気した顔で初音くんが指に絡んだ液を舐め取っていた。
「は、初音くん…そこは…ちが…ふうぅっ…!」
「お姉ちゃんのも…きれいに…してあげるね…」
初音くんがそのまま指を動かし続けるので、私もやがて目を閉じ、初音くんのものに口を戻した。
暗闇の中にまた淫らな匂いが立ち込め、部屋に木霊する淫音が二人の感覚を否が応にも高めていく。
気が付けば二人とも腰を振ってよりダイレクトに快感を享受しようと躍起になっていて、
最初の目的なんてどこかに飛んでいってしまったらしかった。もう、そんなことはどうでもよかったけれど。
「お、お姉ちゃんっ…ぼくっ…ぼく…もう…出そうっ…!」
「は、初音くんっ…わっ…私もっ…イキそう…!」
初音くんの舌が秘裂を潤す愛液を舐めても舐めてもしとどに滴り落ちてくる。
私の口の中でそれはますます硬く熱くなり、震えている。
指が私のお尻の穴を深く穿った時―
「は、はつねくんっっ!」
身体が強く跳ねた。初音くんのものを咥えたまま身体中の力が抜けていく感覚。そこに被さる様に
「お、おねえちゃんっっ!」
初音くんの身体が激しく震えたかと思うと、口の中に奔流が走った。
苦しょっぱくて粘ついた精液が口内を蹂躙しているという事実、それが私をもっと興奮させた。
どうにかして飲み込もうとするけれど、なかなか咽の奥を通らない。やっとの思いですべてを飲み干すと、
そのまま眠るように倒れこんでしまった―



133 名前: 前スレの380 投稿日: 02/08/31 20:52 ID:CWUMRQkx
…もう何も言い訳できません
ところでこれは最後まで書くべきでしょうか
早めにレスキボンヌ
それでは回線吊って首切ってきます


134 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 21:11 ID:KDvdR0lk
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!


135 名前: 坂神蝉枝VS岩切華丸 投稿日: 02/08/31 22:08 ID:9y8oi43p
 自然に出来たとは思えない、長く暗い洞窟の中。
 懐には御堂から奪った拳銃。 小刀は手から離さない。
 何時、岩切や光岡の襲撃があるか分からなかった。
 慎重に周囲の気配を探りながら、私は足を進めていた。
 だというのに。
 何の前触れも無く、闇の中から神速の斬撃。
 私は咄嗟に身を逸らして避けることが出来たが、あと一瞬でも遅ければ…
「ふふっ、聞きしに勝る勘の良さだな」
 余裕の笑みを浮かべるのは、岩切だ。
「やはり潜んでいたか……」
「並みの強化兵ならば、なにが起きたかも知らずに死ねたものを……」
 奴の言う通り。 あと一瞬反応が遅れていれば、頸(くび)を断たれていたことだろう。
 その速さとしなやかさは、驚愕に値する。
 水中ではなく陸上でも、まさかこれほどの運動能力を持っていたとは……。
「ウワサ以上だな、岩切……」
「無理もない。 お互い人づてで聞いた実力だからな」
「……御堂は破壊した。 お前もそうなりたいか」
「知っている。 あの女は愚か者だ。 己の力を過信しすぎた」
「お前はどうだ」
「ふん、くだらんな。 この場所を選んだ意味も分からんか? 坂神」
「…………」
 濡れそぼつ洞窟……。
 なるほど、ここは水の中と同じということか。
 私はすかさず銃を抜き出した。
 この間合いならば、銃弾は回避不可能。
 岩切は私が手にしたものをいちべつし、
「御堂の拳銃か。 きさまの腕も奴に劣らんと聞いたが、俺に通用するか?」


136 名前: 坂神蝉枝VS岩切華丸 投稿日: 02/08/31 22:09 ID:9y8oi43p
 岩切が跳躍する。 私は奴に目がけて二度、発砲した。
 だが銃弾は奴に当たらず、私は落ちてきた岩切に押し倒された。
「くっ……莫迦な。 あの間合いで……」
「銃口の向きでお前のねらいは容易に知れる。 後は銃弾を斜めにそらせばいい」
「さすがだな……」
「ふん、御堂もそうだが、そんな豆鉄砲一挺で戦おうとする性根が気に入らん。
 そんなもの、わかっていればいくらでも対処できる」
「……そうだな」
「負けを認めたか・・・・・・。 どうして欲しい? 坂神」
「殺せばいい。 それが目的なのだろう」
「そうして欲しいのか?」
「きさまは仲間になれ。 我々で世を変えるのだ」
「……断る」
「きさま……状況が分かっているのか? きさまの生死に関することだぞ」
「構わない。 やれ」
「はっはっは、その意気、見事だ。
 坂神、俺は強い女が好みだ。 この戦いで俺に敗れはしたが、つぎも同じ結果になるとは限らん」
「………」
「仲間になれっ、坂神。 きさまの強さが必要だ」
「お前たちは何を企んでいる? すでに私たちの時代は終わっている。 同時に、役目も終えているはずだ」
「ふん。 確かに軍部は消滅し、国は変わった。 だが、我々は変わってなどいない。 命令があれば従う」
「気づけ、岩切。 私たちの時代は終わった」
「いいや。 これから作るのだ! それには、お前のような強い女も必要だ……」


137 名前: 坂神蝉枝VS岩切華丸 投稿日: 02/08/31 22:10 ID:9y8oi43p
 岩切は不意に、みずからの左手首を切り付けた。
 切り口から鮮血がしたたり落ちる。
「なにをしているっ?」
「儀式だ……」
「儀式だと? いったいな──うっ!?」
 岩切は傷口を私の顔にかざした。 血が口元にしたたる。
 顔をそむけたが、岩切は私にその血を飲ませるかのように傷をかざす。
「この血は盟約だ……」
 濃密な血の香り、鉄の味が口に広がる──。
 何の儀式だというのか。 岩切は何の盟約を交わすというのか。
 その刹那、私の中でなにかが変わった。
 この感覚は、なんだ……!?
 動悸が激しい。 血圧も高まっている。
 何故!? この血は神経に作用するのか!?
「どうだ坂神、感じるか?」
 そう言って口元をゆがめる岩切。
 手はおもむろに、私の股間へと伸びる。
 その手が触れられる寸前から、ズボンの中の秘所は、熱く濡れていた。
 ──そうか!
 血の、催淫作用だ。
 異性にのみ効果を現すという、特殊能力!
 まさか、強化兵同士にも効果があったとは!! このままでは奴の虜になってしまう!
 だが、私の意識はここで途切れてしまった──


138 名前: 坂神蝉枝VS岩切華丸 投稿日: 02/08/31 22:11 ID:9y8oi43p
「ははは、いいぞ坂神…… よく絞め付けてくれる……」
 奴のものを喰え込み、私の秘肉がうごめいている。
 腰を振られるたびにグチグチと淫猥な響きが耳に届く。
 私は、この男が欲しかった。
 私のすべてを、岩切のもので汚してほしかった……。
 固く熱い肉棒が感覚をおいて、貫くようにぐっと私の奥まで入ってくる。
 返す動きで膣内がこすられ、言いようのない快感が私の脳をしびれさせた。
 堪らず私は高い声をあげる。
「あ……んんっ、あん…… ……んふっ」
「いいぞ、いいぞ。 俺は強い女が好きだ。 凄い絞め付けだ、こんな女を求めていたんだ」
 覆い被さるように私の上に乗り、私の乳房をもみほぐす岩切りの手に、私はますます熱くなった。
 岩切の腰の動きに合わせて、言い知れない感覚が押し寄せてくる。
 なんて、甘美な、快楽……。
 気がつけば私は自分から動くようになっていた。
 逃げるように岩切が腰を浮かす。
 それを追う。
 でも、追いきれない。 体勢に無理がある。
 そこへ岩切が再び腰を突き出してくる。
 身体中にしびれが走った。 なんという快感!
 岩切はその動きをさらに激しくさせた。 射精が近いのかも知れない。
 私も必死に腰を動かした。 身を起こし、岩切の身体に抱きつく。
 岩切が私の乳房をこねて、固くしこった乳首に指を当ててくる。
「んっ、んっ、んっ!」
「いいぞ坂神。 もっと強く、もっと奥までいくぞ!」
「あんっ、んっ、んっ、んっ、ああっ!」
 岩切が先に達した。 熱いものが、私の胎内にぶちまけられる。
「あああぁぁっ!!」
 少し遅れて、私も絶頂に達した。


139 名前: 坂神蝉枝VS岩切華丸 投稿日: 02/08/31 22:13 ID:9y8oi43p
 岩切は、まだ自分のものを放出しつづける。 私の中に、とめどなく、あふれてくる。
 抜かれた後、私のものと奴のものが混じった液体が、秘所から溢れ出てくるのが分かった。
 私は、恐ろしいまでの快楽に溺れていた。
 そして、その快楽を生み出す雄の躰が、目の前にある。
「ああああああっ!!」
 私は獣のうなり声を上げ、岩切に襲いかかる。
 もはや私は、性に狂う一匹の野獣に成り下がっていた。


140 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 22:21 ID:r5PKGj5a
反転誰彼キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
(・・)b good job!



141 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 22:52 ID:4yG2ve2p
しばらくお互いの想いを交わし合ったあと、私たちは出口へと戻ってみる事にした。
亡者たちがいなくなったから、ひょっとしたら出口も開いているような気がした。
初音くんは着替え終わって腰の埃をぱんぱんと叩いている。私はまだ座り込んでいる。
「どうしたの、お姉ちゃん?早く行こうよ」
「…は…初音くん…スカート…探して。…どこか、近くにあるはずだから…」
その時私は下半身には何もつけてなくて、お尻を丸出しにしているという恥ずかしい事この上ない格好で
佇んでいたのであった。パンティは操られていた時に自分で破り捨ててしまったのでもうない。
「…う、うん」
私がごにょごにょと呟くと、初音くんは顔を真っ赤に染めながら赤いスカートを探し始めた。
お守りの光を頼って探して、案外簡単に私のスカートは見つかった。初音くんの前で脚を通してそれを穿いた。
…ちょっとだけどきどきした。あんな事の後でも……不思議。
「…すーすーする」
ノーパン状態だから仕方ない。
「家に着くまでの辛抱だよ」
「…でも、やっぱり変な感じ〜」
…………ちょっと癖になりそうだったのはひみつ。
私はあはは、と苦笑いをした。
―その時だった。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………………!

突然、地面を揺るがす振動に襲われた。



142 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 22:53 ID:4yG2ve2p
「じ、地震!?」
「お、お姉ちゃんっ」
私は咄嗟に初音くんを抱きしめてしゃがみ込んだ。
地面は揺れ続ける。天井が崩れないかどうか心配でたまらなかった。
揺れはすぐに止まって、辺りには静寂が戻った。とりあえず、壁や天井が落ちてくるようなことはなさそうだった。
「…な、なんだったのかな、お姉ちゃん?」
「…とにかく出口に戻ろう。ここは危ないかもしれないから」
「うん」
私たちは手を繋いで広間を出てもと来た通路へと出た。
……はずだった。
その瞬間、二人とも大きく目を見開いて、言葉を失ってしまった。

「「!!」」
信じられない光景が広がっていた。
冷たい石造りの部屋は一変して何やら不気味な生物をモチーフにでもしたような壁が一面に広がっていた。
まるで、……エイリアンの棲家。
「なに…ここ…!?」
僅かに足を踏み入れると、手の甲で壁の感触を確かめてみた。コンコン、と高い金属音。
「まるで、エイリアンのすみか、って感じね…」
その時、初音くんが大きく目を見開いて一歩前に出ると、こう、呟いた。
「……ヨーク」



143 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 22:54 ID:4yG2ve2p
「えっ!?」
「…エルクゥの方舟…星々の海を渡る船」
「そ、それって、まさか…!?」
「うん…鬼たちの宇宙船だよ」
私はしばらく立ち尽くしていた。
「…これが…鬼たちの…宇宙船…」
私が茫然と眼下に広がる異景を眺めていた時だった。

「…メギゼデ…レダ…レザム…ジローエモン…」

突然そんな低く不気味な声が響き渡ったかと思うと、目の前に亡者の幻影が浮かび上がってきた。
「「!!」」
…まだ、亡者の生き残りがいたの…!?お守りを握った手に汗が走る。
「…お姉ちゃん」
初音くんが呟く。
「…大丈夫、…大丈夫だから。私のそばにいてね」
そういうと初音くんは私の背後に隠れた。……今度こそ、私があなたを護ってあげるからね……
―ところが、亡者はその場に佇んだまま動く気配を一切見せなかった。
「…こいつ、何だか変よ」
私がそう呟いた時。
「…久し…ぶり…だな…次郎衛門…」
たどたどしく、しかしはっきりと分かる日本語で亡者がそう言った。一陣の風のように声は部屋に響いた。



144 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 22:55 ID:4yG2ve2p
「ダリエリ…」
私の唇が反射的にそう口ずさんだ。聞いたことの無い名前。何を言っているの…?
いや、でも、これは…そうだ、確かに…遠い、遠い過去…どこかで…。
「…我が名…憶えていたか…次郎衛門…」
そいつは笑った。きっと笑っていた。
あいつの名はダリエリ。鬼たちの首領格。私には、何となく…それが理解できた。
それから亡者は、ゆっくりと私たちに語りかけた。

…幾万日の孤独の果ての生命の終焉。
…求め続け終ぞ届かなかった夢。

亡者…ダリエリからは敵意は感じられなかった。むしろ、懐かしい旧友に遭ったかのような雰囲気だった。
「…では…暫しの別れだ…次郎衛門。…我が…生涯の…宿敵。…ふふふ…不思議なものよ。
…貴様に…敗れた事…今では…寧ろ…僅かに…誇りに思う事さえ…ある」
ダリエリの姿が消えていく。生命が、霞んでいく。
最後に、声だけが残った。

………やがて…出会うその日まで…ふふふ……さらばだ……次郎衛門………



145 名前: 前スレの380 投稿日: 02/08/31 22:56 ID:4yG2ve2p
…続きを書いてしまいました
あと残り63分
最後までいけるか
がんばります
回線吊って首切ってきます


146 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 23:03 ID:kZhCcj1S
>前スレの380様
ホント、たてつづけの投下サンクス。
ここまで来たら最後まで書いてください。…つーかお願いします。

>>135-139
強化兵の血に狂う坂神蝉枝(;´Д`)ハァハァ


147 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 23:51 ID:ZKHpxbmY
しばらくそのままで立ち尽くしていた。悠久とも呼べる程の時を経て醸成された物語の終幕は、
あまりにも呆気なく訪れた。言いようのない感覚が部屋の空気を包んでいた。
「ダリエリ…」
私が複雑な思いを込めて呟いたとき…。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………………………………!

再び、地面を揺るがす振動に襲われた。
「ま、また!?」
私は初音くんの肩を抱き寄せた。
「ダリエリたちが寄生していたこのヨークも、ついに命を終わらせようとしてるんだ」
初音くんは哀しげな目をしていた。揺れはますます激しくなる。
「だめっ、出口まで間に合わない!」
その時、初音くんはゆっくりと瞼を閉じると、不思議な響きの言葉を口にした。

「…レラ…ゼ…セド…ガダラ…ゼ…ヨーク…」

刹那、眩しい光が二人を包んだ。白い白い光の中で弾けた大音響。
それは、鬼たちの方舟ヨークが、その永い生命を終えて眠りに就く子守唄にも聞こえて…

「…エルゼテア…ヨーク…」

光の中、そんな初音くんの声が聞こえた。



148 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 23:52 ID:ZKHpxbmY
「今のは…なに…」
「最後に…ヨークにお願いしたんだ。…ぼくたちを出口に連れてって…って」
「ヨークに…お願いした…?」
「…うん。…ヨークはもう死ぬ寸前だったけど…最後に、ぼくのお願いを聞いてくれたんだ。
 …だって、ぼくたち…一番のお友達だったから…」
初音くんは、目に涙を浮かべながらやさしく微笑んだ。

私たちは、外へ出た。
真円の月。虫の声。川の音。間違いなく、ここは、私たちの世界だった。
ふと後ろを振り返ってみたけれど、あの不思議な空間は閉じていて、地下への通路は消えてしまっていた。
彼らの存在を示す術は、深い地下に埋もれた。もう誰の目にも触れることはないのだろう。
母さんのお守りも、その輝きを失っていた。その役目を終えて、眠りについているようにも見えた。
「帰ろうか?」
「うん」
そうして私たちは日常への第一歩を踏み出し―
ぺたん
その場にへたりこむ。
「?どうしたの、お姉ちゃん?」
「…あはは…こし、ぬけちゃった…」



149 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 23:52 ID:ZKHpxbmY
私は初音くんに肩を貸してもらいながら、柏木家へと続く山道を下っていった。
恥ずかしい、と言って私は嫌がったけれど、初音くんはそんな私を無理矢理肩に担いで歩き始めてしまった。
こうなってはもうしかたがないので、私は身体を初音くんに預ける事にした。うっとりと目を細め、身体を寄せ合う。
私は初音くんの、初音くんは私の、二人はお互いの身体の温かさを感じ合った。
「…ちょっと花火に出掛けたはずなのに…随分、遅くなっちゃったね…」
「…怒られる…かなぁ…」
「…うん…たぶん」
りーり、りーり。
虫の音が響き渡るこの静かな山道に、二人並んだ足音が浮いていた。夏が終わろうとしていた。
「…ねぇ…お姉ちゃん」
「ん?」
「…ぼくさ…少し不安なんだ…」
初音くんがいきなりそんな事を気まずそうに囁いた。
「なにが?」
「………」
「…あー、…気にせず、言ってみて」
私が促すと、初音くんは少しためらいがちに口を開いた。
「…あのね、リネットだけどね…」
「うん」
「…その後、リネットは、次郎衛門をお嫁さんにするんだけどね、…だけど、…だけどやっぱり、次郎衛門は…
兄のエディフェルの事が忘れられなかったんだ。いつも、エディフェルの事を夢で見て、泣いて…、
リネットは…そんな次郎衛門を見るのが…たまらなく辛かった。どんなに頑張っても…自分には、
この人を慰められないんだ、って…そう思うと辛くて辛くて…結局一緒になって泣いちゃうんだ…」



150 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 23:53 ID:ZKHpxbmY
りーり、りーり。
夜風が吹き抜け、私たちの頬を凪いでいった。
「リネットは…優しいんだね…」
初音くんは口をつぐんでただ歩いていた。
「…あのね、お姉ちゃん」
しばらくあって、初音くんがまた口を開いた。
「うん?」
「…リネットが…次郎衛門と同じ時代に生まれ変わる事ができたように、…兄のエディフェルも…
同じように、この時代に生まれ変わってるとしたら…次郎衛門は…どっちのこと…好きになるかなぁ…」
初音くんはそう言うと、私を支える手にきゅっと力を加えた。
…微かに震えている。
「……さぁ…」
私は笑いながら、首をふって答えた。

初音くんは、頬を私の肩に押し当て、意を決したように口を開いた。
「…あのね…お姉ちゃん。…エディフェルは……楓―」
「次郎衛門のことは知らないけど…」
初音くんの言葉を遮って、私は言った。

「…柏木はじめ、って人のことなら、よく解るよ」
私は微笑んで言った。

「…その人が、この世で一番愛している人の名前は、初音っていうんだ」



151 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/08/31 23:55 ID:ZKHpxbmY
「…お…お姉ちゃん…」
初音くんの目が、じわりと涙で潤んでいく。
「その人はね、…その優しい初音って人のこと…心の底から…愛してるんだ…。
…誰よりも…だれよりも…ふかく……あいして……いるの…」
…あれ…?…や、やだな……なみだ…でて……はつね……くん………
「…はじめおねえちゃん…」
私の頬を伝う三条の感触。二つは私の、一つは初音くんの。
それは、涙の雫だった。
「…ありがとう」
「……」

蒼い月光に包まれて、私たちは山道を下っていった。
二人だけの時を過ごしながら…



152 名前: 前スレの380 投稿日: 02/08/31 23:58 ID:ZKHpxbmY
…というわけで初音くん編、終わらせていただきました。
煽られこそすれ、応援や激励のレスを頂き、誠に感謝しております。
皆様のお蔭で今月中に終わらせる事ができました。言葉もありません。
本当にありがとうございました。回線吊って首切ってきます。
…あと一分…


153 名前: あるひのヒトコマ 1 投稿日: 02/08/31 23:58 ID:8gIoIUov
 今日も、いつもと同じように長瀬ちゃんと屋上へ行く
 普段は誰もいない……というより、僕たちだけしかいない場所。
 まあ、たまに姉さ